SHOW権限により、その権限が付与されたオブジェクトに収容されているデータに対するアクセス権がなくても、データベース オブジェクトの定義および作成テキストにアクセスできます。例えば、SHOWにより、ユーザーはオブジェクトからのSELECTが実行できないままで、そのオブジェクトに対するHELPおよびSHOWリクエストを実行することが許可されます。実行に任意権限を必要とする(HELPやSHOW文など)SQL文に、SHOW権限を付与することができます。
SHOWは、明示権限です。Teradata Databaseでは、作成したユーザー、データベースまたはデータベース オブジェクトに対するこの権限を、オブジェクトの作成者に自動的に付与することはありません。SHOWは、明示的に付与する必要があります。この権限を明示的に他のユーザーおよびデータベースに付与できるようにするために、WITH GRANT OPTIONでSHOW権限を所持している必要があります。
ユーザーDBCは自動的にSHOW権限を所持するので、ディクショナリ テーブルに対するその権限を他のユーザーおよびデータベースに付与できます。