次の図に、Teradata Named Pipes Access Moduleが、クライアント ロード ユーティリティおよびアンロード ユーティリティでどのように動作するかを示します。
Named Pipesとロード ユーティリティおよびアンロード ユーティリティ間のデータの流れ
ライター プロセスでは、直接またはTeradata Data Connector APIを通じて、入力データ ストリームが指定のパイプに書き込まれます。 リーダー プロセスのリクエストに応答して、Teradata Access Module for Named Pipesは、以下のように動作します。
- 指定のパイプからデータを読み出します。
- フォールバック データ ファイルにこのデータをコピーします。
- これをリーダー プロセスに送ります。
Teradata Access Module for Named Pipesは、通常のファイルから、またはUNIXシステム上で、ファイル記述子ファイル システム装置からデータを読み出すこともできます。 ただし、モジュールで通常のファイルを使用することは推奨されず、アクセス モジュールなしでフラット ファイルを使用した場合と同じパフォーマンスは得られません。
Teradata Access Module for Named Pipesでは、名前付きパイプからの読み出し操作のみがサポートされます。Teradata Access Module for Named Pipesを使用してパイプに書き込むことはできません。 また、アクセス モジュールはブロック データ転送モジュールであり、データ型やレコードに依存しません。