フォールバック データ ファイルの削除 - Access Module

Teradata® Tools and Utilities Access Moduleリファレンス

Product
Access Module
Release Number
17.10
Published
2021年10月
Language
日本語
Last Update
2021-11-16
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B035-2425
Product Category
Teradata Tools and Utilities

デフォルトでは、Teradata Access Module for Named Pipesがファイル終了の状態を報告し、パイプに書き込まれた最後のレコードが読み取られ、リーダー プロセスに送信された場合にフォールバック データ ファイルを削除します。 しかし、このモジュールは、生のデータ ストリームだけを処理し、ライター プロセスやリーダー プロセスによって強制的に指定されたデータの書式を考慮しないため、通常のファイル終了条件と、ライター プロセスが誤って終了前に停止した場合に発生するデータ終了条件との区別ができません。

ライター プロセスが通常のファイル終了条件の到達前に終了した場合、Teradata Access Module for Named Pipesは、デフォルトで空のパイプを通常のファイル終了条件として解釈し、フォールバック データ ファイルを削除します。 この場合、データは使用不能になるため、続くリーダー プロセス再始動操作をサポートできなくなります。

confirm_fallback_deletionフラグを"Y"に設定しない場合は、(DBSエラーなどのために)クライアント ユーティリティが処理の途中で停止する場合に備えてフォールバック ファイルを保存できます。これは、値PM_ATR_VALU_YESを使用してデータ コネクタ属性PM_ATR_NAME_KEEP_RESTART_RESOURCESを設定することによって行ないます。