構文 - Access Module

Teradata® Tools and Utilities Access Moduleリファレンス

Product
Access Module
Release Number
17.10
Published
2021年10月
Language
日本語
Last Update
2021-11-16
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ja-JP/uur1608578381725.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2425
Product Category
Teradata Tools and Utilities

初期化文字列は、空白で区切られた一連のキーワードと値のペアから構成されます。 各キーワードの前にはハイフンが付けられます。キーワードは大文字と小文字を区別する必要はありません。 値は整数または文字列です。 キーワードは、初期化文字列内またはファイル内に指定できます。 各Teradataユーティリティの特定のAXSMODコマンドまたはコマンド オプション構文については、アクセス モジュール コールを参照してください。

Load Syntax.svg


次のような場合に当てはまります。

構文要素 説明
-ADD_LINE_FEED <yes/no> (オプション)'YES'または'NO'のいずれかを指定します。初期化文字列で-ADD_LINE_FEED=YESが指定されている場合、Teradata Access Module for JMSはJMSサーバーから受信したメッセージの末尾に改行文字を付加します。
bksz <maxMsgSize> (オプション)メッセージの最大の長さをバイト単位で指定します。メッセージの最大長の許容範囲は1バイトから16MBです。デフォルト値は1,048,576バイトです。
cid <clientID> (オプション)ロード ジョブの接続に使用する一意のクライアントIDを指定します。 永続的なサブスクリプションで使用します。例えば、次のようになります。
-cid clientID
ckfile <objectName> (オプション)ロード ジョブからのチェックポイント データだけを含んだファイルの名前を指定します。例えば、次のようになります。
-ckfile sampleCheckpointFile
-DEFERRED_MODE <yes/no> (オプション)'YES'または'NO'のいずれかを指定します。-DEFERRED_MODE=YESを指定すると、遅延モードを有効にすることができます。

Teradata Access Module for JMSは、JMSサーバーから受信したメッセージが入っているLOBオブジェクトを作成し、TPTのロード オペレータがLOBオブジェクトを遅延モードでロードできるように、実際のメッセージではなくそのLOBオブジェクト名をTPT DCオペレータに渡します。

dnm <durableName> (オプション)ロード ジョブの永続的なサブスクライバ名を指定します。 このサブスクライバは、その切断中に発行されたものも含め、発行されたすべてのメッセージを受信します。例えば、次のようになります。
-dnm sampleDurableName
flush yes/no (オプション)すべてのチェックポイント データ(ロード ジョブからのもの)がメディアに書き込まれたことを確認します。 デフォルト値はnoです。例えば、次のようになります。
-flush yes
help (オプション)パラメータ キーワードと有効な値の一覧を表示します。例えば、次のようになります。
-help
icf <initContextFactoryName> (必須)当初のコンテキスト ファクトリのクラス名を指定します。例えば、次のようになります。
-icf com.ibm.websphere.naming.WsnInitialContextFactory
-icf weblogic.jndi.WLInitialContextFactory
-icf com.sun.jndi.fscontext.RefFSConextFactory
-icf oracle.jms.AQjmsInitialContextFactory
-icf com.evermind.server.ApplicationClientInitialContextFactory
latency <seconds> 例えば、transxが1を超える場合、トランザクションにおける現在のロード メッセージの受信と次のメッセージの受信間の時間遅延を指定します。デフォルト値は5秒です。例えば、次のように指定できます。
-latency 4
-LOBDIRPATH <directory path> (オプション) -DEFERRED_MODEパラメータと併用できます。このパラメータを使用して、LOBオブジェクトの保管先ディレクトリをユーザーが指定できます。
log <logObjectName> (オプション)ログ ファイルの名前またはSTDOUTを指定します。 待ち行列またはトピックから受信するメッセージはすべて、指定されたファイル内に表示されます。 デフォルト値はnoです。 例えば、次のようになります。
-log myLogFile
logfill <yes/no> (オプション)ログ レコードを圧縮してディスク スペースの無駄を最小限に抑えます。 デフォルト値はyesです。
-logfill no
-MESSAGE_CLOSE_QUOTE <close quote character> (オプション)終了引用符を指定します。このパラメータは、終了引用符が開始引用符文字と異なっているシナリオで使用します。
-MESSAGE_OPEN_QUOTE <open quote character> (オプション)開始引用符を指定します。このパラメータは、開始引用符が終了引用符文字と異なっているシナリオで使用します。
-MESSAGE_QUOTE quote character> (オプション)このパラメータを使用してユーザーが引用符文字を指定できます。Teradata Access Module for JMSは、JMSサーバーから受信したメッセージを、このパラメータで指定された引用符で囲みます。
msgtype <messageType> エクスポート メッセージの種類を指定します。 有効な値は次のとおりです。
  • Text
  • binary (デフォルト)

例:

-msgtype  TEXT
pack <numberRecordsPerMessage> メッセージあたりのレコード数を指定します。例えば、次のようになります。
-pack 10
paramfile <objectName> (オプション)他のパラメータを含んでいるファイルのオブジェクト名を指定します。例えば、次のようになります。
-paramfile myParmFile
paramfileの最後に空白文字または空白行を使用しないでください。
qcf <queueConnectionFactoryName> 待ち行列接続ファクトリの名前を指定します。tcfが指定されない場合に必須です。例えば、次のように指定できます。
-qcf sampleQCF
qnm <queueName> 待ち行列名を指定します。qcfが定義される場合に必須です。例えば、次のように指定できます。
-qnm myQueue
qpwd <queue/topicConnectionPassword> (オプション)待ち行列またはトピック接続を作成するためのパスワードを指定します。例えば、次のようになります。
-qpwd password
quser <queue/topicConnectionUsername> (qpwdが指定される場合は必須です。)待ち行列またはトピックの接続のユーザー名を指定します。例えば、次のように指定できます。
-quser userName
RECONNECT_ATTEMPTS (オプション)AccessModuleJMSのFollowTheMasterオプションによるAccessModuleJMSの再接続試行回数を指定します。
rwait <maxSeconds> (オプション)ロード メッセージがすぐに使用できない場合の待ち時間を秒単位で指定します。 デフォルト値は1秒です。 無制限の待ち時間として有効な値は、次のいずれかです。
  • 1~600秒
  • -1

例:

-rwait 500
-rwait -1
ユーティリティ スクリプトでRWAIT -1とタイムアウト値を指定すると、Teradata Access Module for JMSはタイムアウト値が失効した時点でアプリケーションに制御を返します。
SAG_FOLLOWTHEMASTER (オプション)<YES/NO>。AccessModuleJMSのSoftwareAGのFollowTheMaster機能を有効または無効にします。

デフォルト値: NO

SECURITY_AUTHENTICATION <security_level> (オプション)データ転送のセキュリティ レベルを指定するコンテキスト プロパティ。 動作は、サービス プロバイダによって決定されます。 有効な値は次のとおりです。
  • none
  • simple
  • strong

例:

-SECURITY_AUTHENTICATION none
-SECURITY_AUTHENTICATION simple
-SECURITY_AUTHENTICATION strong
SECURITY_CREDENTIALS <password> (オプション)データ転送のサービスを呼び出す側を認証するためのプリンシパルの信頼証明を指定するコンテキスト プロパティ。 値は、サービス プロバイダの認証スキーマによって異なります。 例えば、次のような値が使用されます。
  • ハッシュ化されたパスワード
  • クリア テキストのパスワード
  • キー
  • 証明書
SECURITY_PRINCIPAL <username> (オプション)データ転送のサービスを呼び出す側を認証するためのプリンシパルのIDを指定するコンテキスト プロパティ。 形式は、サービス プロバイダの認証スキーマによって異なります。
SECURITY_PROTOCOL <type> (オプション)データ転送のセキュリティ プロトコルを指定します。値は、サービス プロバイダによって決定される文字列(sslなど)です。例えば、次のように指定できます。
-SERVICE_PROTOCOL ssl
-SSL_KEYSTORE_LOCATION <ssl keystore certificate location> (オプション)SSLキーストア証明書を指定します。例:

/home/sslcerts/client.ks

-SSL_KEYSTORE_PASSWORD <ssl truststore password> (オプション)SSLキーストア証明書のパスワードを指定します。
-SSL_TRACE <yes/no> (オプション)"YES"であれば、Teradata Access Module for JMSはSSLデバッグ トレースを表示します。
-SSL_TRUSTSTORE_LOCATION <ssl truststore location> (オプション)SSLトラストストア証明書を指定します。例:

/home/sslcerts/client.ts

-SSL_TRUSTSTORE_PASSWORD <ssl truststore password> (オプション)SSLトラストストア証明書のパスワードを指定します。
tcf <topicConnectionFactoryName> (qcfが指定されない場合に必須です。)トピック接続ファクトリ名を指定します。例えば、次のように指定できます。
-tcf sampleTCF
tdm yes/no (オプション)重複したロード メッセージを終了します。 デフォルト値はyesです。例えば、次のようになります。
-tdm no
tlf yes/no (オプション)ログの失敗を原因とする致命的なエラーを発生させることを指定します。 デフォルト値はyesです。例えば、次のようになります。
-tlf no
tnm <TopicName> (tcfが定義される場合に必須です。)トピック名を指定します。例えば、次のように指定できます。
-tnm myTopic
transx <numberMessages> (必須)トランザクション内のメッセージ数を指定します。例えば、次のようになります。
-transx 4
trcl <level><fileName> (オプション)診断アクティビティのトレース レベルとファイル名を指定します。トレース レベルは次のイベントを記録します。
  • 1 =診断トレースは実行されない
  • 2 =ジョブ イベント
  • 3 = I/Oイベント
  • 4 = I/Oバッファ
  • 5 =詳しいトレース情報
デフォルトのトレース レベルは1です。例えば、次のように指定できます。
-trcl 4 myFileName
url <providerUrl> (必須)管理オブジェクトのJNDI位置を指定します。例えば、次のようになります。
-url iiop: //myhost:9001 (from IBM Webshere MQ)
-url t3://myhost:7001 (from BEA WebLogic JMS)
-url file:/support/jms/samplet3 (file system context)
-url opmn:ormi://<hostname>:<opmn-request-port>:<oc4j-instance-name>/<application-name>