手順1 – データ ソースとターゲットの指定 - Access Module

Teradata® Tools and Utilities Access Moduleリファレンス

Product
Access Module
Release Number
17.10
Published
2021年10月
Language
日本語
Last Update
2021-11-16
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B035-2425
Product Category
Teradata Tools and Utilities
データ ソースおよび宛先のデータベースへの参照は、データベース システム内のデータベースと同義です。
  1. WindowsデスクトップからStart(スタート) > Programs(プログラム) > Teradata Client(Teradataクライアント) > OleLoadをクリックして、Teradata OleLoadのメイン ウィンドウを開きます。
  2. (オプション)以前に保存したアクセス モジュール ジョブ(.amj)ファイルのパラメータをウィンドウに取り込むには、File(ファイル) > Open(開く)をクリックします。
  3. Select a source(ソースの選択)リストからデータ ソースを選択します。
    リストには、Teradata Databaseを含む、使用可能なすべてのOLE DBデータ ソースが含まれています。
    • Loading data into a database(データベースへのデータのロード)Teradata Database以外のデータ ソースを選択すると、Microsoft Data Link Properties(データ リンク プロパティ)ダイアログ ボックスが開きます。それを使用して、ソースに接続するための情報を指定します。
      重複行(マルチセット テーブル)がサポートされます。

      データ ソースが、複数行の文字列と改行が入っているテキスト ファイル(この機能はTeradataユーティリティではサポートされていません)である場合、Microsoft Jet 4.0 OLE DBプロバイダを選択します。 この種のデータ転送用にschema.iniファイルを設定する方法については、スキーマ ファイルの定義を参照してください。

      Data Link Properties(データ リンク プロパティ)ダイアログ ボックスでオプションを指定します。
      • システム管理者が特定のユーザーに対してパスワードなしのログオンを許可している場合は、Blank password(パスワードを空にする)チェック ボックスを選択します。管理者がデータベースにアクセスするパスワードを提供している場合は、このボックスをオフにしてください。
      • テキスト ファイルをデータ ソースとして選択している場合は、拡張プロパティ値を設定する必要があります。Data Link Properties(データ リンク プロパティ)ダイアログ ボックスで、All(すべて)タブをクリックし、Extended Properties(拡張プロパティ)を強調表示してから、Edit Value(値の編集)をクリックします。

        表示されたEdit Property Value(プロパティの値を編集)ダイアログ ボックスのProperty Value(プロパティの値)フィールドに、Textと入力してOKをクリックします。Data Link Properties(データ リンク プロパティ)ダイアログ ボックスが再び表示されます。All(すべて)タブをクリックして、新しいエントリがExtended Properties(拡張プロパティ)の下に表示されていることを確認します。

        Failed Properties: Persist Security Info (NOT SUPPORTED)(失敗したプロパティ:セキュリティ情報を保持(サポートされていません))というエラー メッセージが表示された場合には、このメッセージを無視して、OKをクリックします。

      データ ソースを指定した後は、Connection Info(接続情報)をクリックして、その接続データを参照できます。

    • データベースからのデータのエクスポート – ソースとしてデータベースを選択します。
      >データベースから別のデータベースにデータをエクスポートすることは可能ですが、パフォーマンス上、この操作は推奨されません。 まずデータベースからデータをエクスポートしてから、Microsoft OLE DB Provider for ODBC DriversOLE DB Provider for Teradataなどの代替のデータ ソースを使用してデータをインポートする方法を検討してください。

      ソースとしてデータベースを選択した場合は、Teradata Connection Information(Teradata接続情報)ダイアログ ボックスが表示されます。

      以下の接続オプションを指定します。
      • Teradata host(Teradataホスト) – データベースのホスト名を入力します。hostsファイル/ドメイン名サービス(DNS)のCOPエントリの値、またはIPアドレスの値を入力することができます。
      • User id(ユーザーID) - 接続するためのユーザー ログオンIDを入力します。
      • Password(パスワード) - 指定したユーザーIDのパスワードを入力します。
      • Allow saving password(パスワードの保存) - このオプションを選択して.amjファイルにパスワードを保存すると、データベースへの再接続時にこの情報の入力が要求されません。
        Allow saving password(パスワードの保存)を選択すると、パスワードのデータがファイルに格納されるため、関連する.amjファイルによって不正なアクセスが許可される可能性があります。
      • Target database(対象データベース) – ターゲットとして使用するデータベースの名前を選択または入力します。OleLoadは、以前に使用されたターゲット データベースをドロップダウン リストに表示します。デフォルト値はNULLです。
      • More(詳細) – クリックすると、その他のオプションが拡張ダイアログ ボックスに表示されます。
      以下の追加オプションが表示されます。
      • Account(アカウント) - データベース ユーザーに関連付けられたアカウント識別子を入力します。デフォルトはNULLです。
      • Mechanism(メカニズム) - ドロップダウン コンボ ボックスの使用可能なメカニズムのリストから選択します。このボックスには、terasso.dllからの取得データがOleLoadによって取り込まれます。デフォルトはNULLです。

        各メカニズムの詳細については、該当するインストール ガイドを参照してください。

      • Parameter(パラメータ) - 以前に使用したパラメータのリストから、選択したメカニズムに関連するパラメータを選択します。パラメータは、OleLoadによってドロップダウン コンボ ボックスに取り込まれます。デフォルトはNULLです。
      • Allow saving parameter(パラメータ保存を許可) - このオプションを選択して.amjファイルにパラメータを保存すると、データベースへの再接続時にこの情報の入力が要求されません。
      • Use SSO(SSOの使用) – シングル サインオン(SSO)機能を使用することを選択します。このオプションを選択すると、データベースへのログオンに必要のないオプションが無効になります。Mechanism(メカニズム)ドロップダウン メニューが更新されて、SSOをサポートしSSO機能で必要となるメカニズムに変わります。
  4. 完了したら、OKをクリックします。
    Teradata OleLoadは、UTF-16セッション文字セットおよびTeradata OleLoadのメイン ウィンドウの更新時にデータベースに接続します。 選択したデータ ソースの項目階層が利用できる場合、左枠にその階層が表示されます。
  5. 次のいずれかのラジオ ボタンを選択して、ロードするデータを指定します。
    • Selection(選択) - 左枠にデータ ソースの階層を表示します。この操作に必要なデータを選択してください。

      このボタンは、データ ソースがTABLEスキーマ行セットをサポートしている場合のみ使用できます。

    • Name(名前) - 左枠にデータ ソースの名前を入力します。
    • Command(コマンド) - 左枠にSQLクエリーを入力して、選択したデータ ソースからデータを取得します。OleLoadによってTable Name(テーブル名)に対するシンプルなSQLクエリーが解析され、ターゲット テーブル名としてロード スクリプト内に取り込まれます。このテーブル名がスクリプト内で正しくない場合には、ユーティリティを起動する前にAdvanced Settings(詳細設定)ダイアログ ボックス内のTable Name(テーブル名)テキスト ボックスを手動で更新してください。

      ソースによっては、コマンドが返される列を制限すると性能が向上する場合があります。 例えば、次のコマンドを使用しないで、CustomerIDとCompanyNameの列だけを選択します。

      SELECT * FROM "NORTHWIND"."DBO"."CUSTOMERS"

      代わりに、次のコマンドを使用します。

      SELECT CustomerID, CompanyName FROM "NORTHWIND"."DBO"."CUSTOMERS"

      コマンドボタンは、データ ソースでSQLコマンドがサポートされている場合にのみ使用できます。データベースがデータ ソースである場合、このボタンは使用できません。

  6. Select a destination(宛先の選択)リストで、次のいずれかの操作を行ない、ターゲットを選択します。
    このリストには、使用可能なすべてのOLE DBプロバイダとデータベースの名前が入っています。宛先を選択してからConnection Info(接続情報)をクリックすると、選択した宛先のシステム情報を参照できます。
    • Loading data into a database(データベースへのデータのロード) – データベースを選択すると、Teradata Connection Information(Teradata接続情報)ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスを使用して、データベースの接続に必要な情報を指定します。
    • Exporting from a database(データベースからのエクスポート) – OLE DBプロバイダを選択すると、Microsoft Data Link Properties(データ リンク プロパティ)ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスを使用して、OLE DBプロバイダへの接続に必要な情報を指定します。

      宛先を選択した後、Connection Info(接続情報)をクリックして、選択した宛先のシステム情報を参照できます。

      OLE DBデータ プロバイダをソースおよび宛先の両方に指定しないでください。
  7. 右枠で、操作に必要なデータを含む列を選択します。
    選択した列のデータは、ジョブの開始時に、Select a destination(宛先の選択)ボックスで識別されたターゲット システムに転送されます。
  8. 手順2 – (オプション)詳細設定の指定を続行します。