Teradata Access Module for S3はTPTログの使用をサポートしています。コンソール出力には、ジョブの進行状況を示すのに必要な情報が含まれています。詳細情報はTPTログに書き込まれます。
この機能強化が行なわれる前は、すべてのメッセージがコンソールに書き込まれていたため、コンソールが使用できなくなると、アクセス モジュールのジョブの履歴も失われていました。アクセス モジュールのメッセージがTPTログに書き込まれるように修正されたので、出力を保存できるようになっています。
初期化文字列でLoggingFlagsが有効になっている場合、デバッグまたはトレース情報はこのログに書き込まれます。
ログを開く前に処理が行なわれたトレース メッセージ(特に初期化文字列の解析など)は、コンソールに書き込まれます。
TPTログから情報を確認または出力するには、tlogviewコマンドを使用します(出力を出力ファイルにリダイレクトします)。
例:
tlogview -j <job-id> -f "*" -g > output-file
構文規則:
<job-id>はTPTジョブのIDであり、output-fileはログ出力を格納するファイルの名前です。
代わりに、tdlogコマンドを次のように実行することもできます。
tdlog <job-id> > output-file
詳細については、<TPTリファレンス マニュアル(B035-2436)>を参照してください。
TPTログ内のプライベート ログの名前はS3AXSMOD-n('n'はインスタンス番号)です。