Teradata Access Module for JMSは、Teradata PT DataConnectorオペレータを介して、ODBCオペレータなどの任意のTeradata Parallel Transporter(PT) Producerオペレータと透過的に使用することもできます。
この図は、ODBC準拠データ ソースとJMSクライアント アプリケーション間のTeradata Access Module for JMSを使用したデータ フローの概要です。 一般に、プロセスは次のように行なわれます。
- Teradata PT ODBCオペレータが、ODBC準拠データ ソース(Oracle、SQL Server、DB2など)に接続します。
- このオペレータが、ソース(ネットワーク全体のソースではなく、Teradata PTが実行されている同一のマシンのソース)に近いデータを読み取ります。
- オペレータが、(データ ストリームを介して)このデータをTeradata PT Data Connectorに送ります。
- Teradata PTデータ コネクタが、これらのデータベース レコードをTeradata Access Module for JMSに転送します。
- Teradata Access Module for JMSが、JMS接続呼び出しを使用して構成済みのJMS管理オブジェクトにアクセスし、JMSサーバーに接続します。
- Teradata Access Module for JMSが、データベース レコードをメッセージとして組み立て(データベース レコードの形式はエクスポート ユーティリティによって決定)、このメッセージをJMSサーバーに送信します。
- JMSサーバーは、指定されたキューまたは対象と呼ばれる特定の宛先にメッセージを入れます。
- メッセージは、他のJMS準拠アプリケーションによって読み取られて削除されるまで、JMSサーバーに保存されます。