以下の条件下では、オープンできるパイプの数はTeradata Access Module for Named Pipesの1インスタンスにつき1つに制限されます。
- フォールバック データ ファイル名を指定する場合
オープンするパイプとフォールバック データ ファイルの1対1の関係によってこの制限が強制されます。 この制限を回避するためには、Teradata Access Module for Named Pipesのフォールバック データ ファイル名として、ディレクトリ名だけを指定するか、デフォルトのディレクトリ名をそのまま割り当てます。
- Solaris SPARCシステムで名前なしパイプを使用する場合
ファイル記述子ファイル システム装置は複数のプロセスを同時にオープンできるため、名前なしパイプを使用している場合にTeradata Access Module for Named Pipesでデフォルトのフォールバック データ ファイル名を生成することはできません。 その代わりに、名前なしパイプにフォールバック データ ファイル名を指定しなければならず、これによって1インスタンスごとに1パイプの制約が強制されます。
名前付きパイプと同じ名前を持つデータ転送用の名前付きパイプを作成するディレクトリにはファイルがあってはいけません。