Teradata Access Module for OLE DBは、標識モード ビットがあるpmIDFBin1Plus形式でTeradataユーティリティとの間でデータの提供および受信を行ないます。この形式では、各行は以下の要素で構成されています。
- その行のレコード長標識自体を除く全体の長さを指定する、2バイトのレコード長標識
- 各フィールド内に、そのフィールドがデータを有しているかNULLであるかを指定するインジケータ ビット
- 実際の行データ
- レコード終了を意味する改行文字
ジョブ スクリプトを作成する場合には、以下の指定を行なう必要があります。
- FastLoadジョブ スクリプトのBEGIN LOADINGコマンド内にINDICATORS指定
- FastExportジョブ スクリプトの.EXPORTコマンド内にMODE INDICATOR指定
- MultiLoadジョブ スクリプトの.LAYOUTコマンド内にINDICATORS指定
- TPumpジョブ スクリプトの.LAYOUTコマンド内にINDICATORS指定
- BTEQロード ジョブ スクリプトの.IMPORTコマンド内にINDICDATA指定
- BTEQエクスポート ジョブ スクリプトの.EXPORTコマンド内にINDICDATA指定
- Teradata PTジョブ スクリプトのDATACONNECTORオペレータ定義のIndicatorMode属性値にYes指定、Format属性値にFormatted指定