この図は、Teradataのエクスポート ユーティリティ(FastExportまたはBTEQ)を使用して、データベースからJMS対応のクライアント アプリケーションに、データがどのようにエクスポートされるかの概要を示しています。通常、データ フローは次のようになっています。
- Teradataエクスポート ユーティリティが、データベースからデータを取得し、そのデータをTeradata Data Connectorに転送します。
- データ コネクタが、このデータをTeradata Access Module for JMSに転送します。
- Teradata Access Module for JMSが、JMS接続呼び出しを使用して構成済みのJMS管理オブジェクトにアクセスし、JMSサーバーに接続します。
- Teradata Access Module for JMSが、データベース レコードをメッセージとして組み立て(データベース レコードの形式はエクスポート ユーティリティによって決定)、このメッセージをJMSサーバーに送信します。
- JMSサーバーが、このメッセージを指定された待ち行列または一定の宛先(トピックと呼ばれる)に入れます。
- メッセージは、他のJMS準拠アプリケーションによって読み取られて削除されるまで、JMSサーバーに保存されます。