フォールバック データ ファイルには、2つの連続するチェックポイント間の全データを保存できるだけの十分なスペースが必要です。 フォールバック データ ファイルに指定したディレクトリに、チェックポイントの間隔中に読み取る全データを保存するのに十分なスペースがないと、Teradata Access Module for Named Pipesは、以降の再始動操作をサポートするための全データを提供できなくなります。
フォールバック データ ファイルのディレクトリには、予期されるチェックポイント間隔で全データを格納するだけの十分な空きスペースを常時指定するようにします。
例:フォールバック データ ファイル
<Teradata FastLoadリファレンス、B035-2411>では、チェックポイントを以下のようにすることを推奨しています。
- 各レコードが4 KBより小さい場合は、100,000レコードごと
- 各レコードが4 Kbを超える場合は、50,000レコードごと
これらのガイドラインは、小規模から中規模のデータベースの場合は、フォールバック データ ファイルのサイズを200 Mbから400 Mbの範囲に設定することを推奨しています。 大規模のデータベースでは、フォールバック データ ファイルは、1 Gbまたはそれ以上に設定できます。