次のような場合に当てはまります。
構文要素 | 説明 |
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parmfile <ObjectName> | さらに多くのアクセス モジュール パラメータが常駐できるファイルの、任意選択のオブジェクト名です。 z/OSでは、JCLで定義されるDDNAMEです。
z/OS JCL要件を参照してください。 |
help | 有効なパラメータ ファイルのキーワードのリスト表示を要求する、任意選択のキーワードです。 |
QMGR <WebSphere MQ Manager Name> | WebSphereのMQ Managerを指定する、必須パラメータです。MQ Managerは、メッセージを適切な待ち行列に連携およびルーティングします。 このパラメータが提供されない場合、オペレータは致命的エラーで終了します。 |
qnm <WebSphere Qname> | 待ち行列名を指定する、必須キーワードです。 |
CKFILE <ObjectName/Statement> | ディスク装置の使用を通じてチェックポイント サポート リクエストを許可する、任意選択のパラメータです。 z/OSでは、チェックポイント データの書き込み先である<ObjectName>はDDNAMEです。例えば、次のように指定します。 CKFILE <DDNAME>
ここで、<DDNAME>は、JCLで定義済みのDDNAMEを指します。 z/OSでは、<Statement>にはDD文を指定します。例えば、次のように指定します。 ckfile dsorg=ps,dsn=tpt.x2cuss,disp=new,ndisp=catlg, cdisp=catlg,track,primary=100,secondary=20,recfm=u, blksize=32760,lrecl=0 再始動の場合は、dispの値をshrに設定します。dispの値がnewであり、データセットがすでに存在している場合、割り当ておよびジョブは失敗します。その他のパラメータの説明については、IBM z/OSのドキュメントを参照してください。 チェックポイントされたすべてのメッセージを格納するための十分なディスク記憶領域と、そのファイルをコピーするためのスペースが必要です。 このパラメータが提供されない場合、ファイルベースのチェックポイント サポートは使用できません。 ワークステーション プラットフォームでは、復元中のチェックポイントを容易にするために一時ファイルが作成され、チェックポイント ファイルと同じディレクトリに常駐します。 MQAMtmp.<pid>というファイルは、古くなったレコードをチェックポイント ファイルから削除するプロセスをサポートします。 このファイルは、チェックポイント操作の完了時に削除されます。
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FLUSH <Yes/No> | すべてのチェックポイント データがメディアに書き込まれたことを確認する、任意選択のパラメータです。Yesを選択した場合、アクセス モジュールはすべてのチェックポイント データをメディアに書き込みます。このオプションを使用するためには、ファイルベースのチェックポイント サポートを有効にしておく必要があります。 Noを選択すると、チェックポイント データはメディアに書き込まれません。 このオプションを選択すると、消費されるシステム リソースが著しく少なくなります。 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定はNoです。 |
TDM <Yes/No> | 重複メッセージの終了を許可する、任意選択のパラメータです。Yesを選択した場合、アクセス モジュールは重複メッセージがあると疑われる場合にEOFを返します。Noを選択すると、アクセス モジュールは重複メッセージを返します。 重複メッセージは、メッセージがチェックポイント ファイルに書き込まれた時刻とそのメッセージがMQCMITコマンドによってコミットされた時刻の間に発生したクラッシュまたは異常終了からの回復中にのみ発生します。 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定はYesです。 |
BKSZ <MaximumMsgSize> | WebSphere MQメッセージのブロック サイズを指定する、任意選択のパラメータです。 予想される最大サイズのメッセージを格納するための十分な大きさのブロックを定義する必要があります。 パラメータBLKZの値は、チェックポイントDD文のJCLで指定されたDCB BLKSIZEの値以下でなければなりません。 許容範囲: 1バイト–16MB このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定は1,048,576バイトです。 受け入れられない値が提供された場合、以下のエラーが発行され、アクセス モジュールは失敗します。 Teradata WebSphere MQ AMOD/OpenCkPtFile(!ERROR!): Checkpoint DD DCB BLKSIZE (<DCB BLKSIZE value>) less than potential required (<BLKZ + 4>) (a function of keyword 'BKSZ') |
RWAIT <MaximumSeconds> | MQGET待機時間を指定する、任意選択のパラメータです。この待機時間は、直ちに受信可能なメッセージがない場合に、MQGETが待機する時間です。 MQGETは、最大反復回数が読み取り待機間隔の値に設定されたループ内で、繰り返し呼び出されます。 このループ本体には、シグナル ハンドラーが確実に呼び出されるようにするためのsleep(0)呼び出しが組み込まれています。 許容範囲: 1~600秒を入力するか、無制限の待機時間として-1を入力します。 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定は1秒です。 待ち行列で長さ0のメッセージが見つかると、アプリケーションに対してEOFがトリガーされます。 これは、無制限の待機機能(RWAIT -1)を使用している場合に役立つことがあります。 |
ALLOWSIGNALS <Yes/No> | シグナル ハンドラーの呼び出しの有無を決定する、任意選択のパラメータです。 デフォルトはYesです。この場合、メッセージ着信の待機中にシグナル ハンドラーが呼び出されます。 Noを選択した場合は、シグナル ハンドラーは呼び出されません。 |
OWAIT <MaximumSeconds> | MQOPENの再試行間隔を指定する、任意選択のパラメータです。この間隔は、MQOPEN呼び出しが失敗した後、次に呼び出すまでの待機時間です。 許容範囲: 1~600秒 関連情報については、OTENACITYパラメータの項を参照してください。 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定は5秒です。 |
OTENACITY <MaximumSeconds> | 指定された待ち行列をアクセス モジュールがMQOPEN呼び出しを使用して開こうとする時間を指定する、任意選択のパラメータです。 許容範囲: 1~6000秒 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定は5秒です。 |
LOGFILL <Yes/No> | ログ レコードを圧縮してディスク領域の無駄を最小限に抑える、任意選択のパラメータです。Yesを選択した場合、モジュールは各ディスク ブロックをData Control Blockで指定されたブロック サイズに格納します。Noを選択した場合は、モジュールは各ディスク ブロックを1つのメッセージに格納します。 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定はYesです。 |
LOG <LogObjectName/LogObjectStatement> | ログ オブジェクトを要求および指定する、任意選択のパラメータです。 MQから受信されたすべてのメッセージは、指定されたログにエコーされます。 z/OSでは、<LogObjectStatement>にはDD文を指定します。例えば、次のように指定します。 log dsorg=ps,dsn=tpt.x2luss,disp=new,ndisp=catlg, cdisp=catlg,track,primary=100,secondary=20,recfm=u, blksize=2000,lrecl=0 既存のログに追加するには、dispの値をmodに設定します。dispの値をnewに設定すると、新規ログが開始されるため、データセットがすでに存在していてはいけません。その他のパラメータの説明については、IBM z/OSのドキュメントを参照してください。 このパラメータが提供されない場合、ログは保存されません。 |
ALTERNATELOG <DDNAME> | 代替ログを開くように指定する、Teradata Access Module for WebSphere MQの任意選択のパラメータです。代替ログを指定すると、外部処理のためにプライマリ ログを閉じることができます。外部通知出口ルーチンは、-LOG <DDNAME>で定義されている宛先と-AlternateLog <DDNAME>で定義されている宛先を入れ替えるように、アクセス モジュールにシグナルを送ります。シグナルを受け取るたびにログの入れ替えが行なわれます。 このパラメータが提供されない場合、代替ログは保存されません。 |
TLF <Yes/No> | ログの失敗を原因とする致命的なエラーを発生させるかどうかを指定する、任意選択のパラメータです。Yesを選択した場合、アクセス モジュールは何らかの理由でログに書き込みを行なうことができない場合に終了します。Noを選択した場合、アクセス モジュールが動作を継続している間、ロギングできなくなります。 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定はYesです。 |
MQEX | MQが指定した待ち行列だけを開くためのプロセスを許可する、任意選択のパラメータです。 このパラメータが提供されない場合、特定の待ち行列を個別のプロセスで開くことはできません。 |
CONVERT <Yes/No/CCSID Num> | WebSphere MQメッセージの文字セットを要求する、任意選択のパラメータです。Yesを選択した場合、アクセス モジュールはデータを常駐文字セットに変換します。Noを選択した場合、アクセス モジュールはデータを変換しないでメッセージを処理します。 このパラメータが提供されない場合、デフォルトの設定はNoです。 |
TRCL <level> <ObjectName> | 診断のための任意選択のパラメータです。レベル0から4は、それぞれ次の内容を示します。
デフォルトの設定は0で、トレースは実行されないことを意味します。 1以上のレベルで、診断またはチェックポイント サポートが実行されます。 z/OSのfilenameの宛先は、DDNAMEです。 アクセス モジュールやDataConnectorではなく、使用しているロード ユーティリティがジョブ ログを作成します。
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CHNL <name> | WindowsプラットフォームでWebSphere MQチャネル名を確立します。UNIXプラットフォームの場合、チャネル名はシェルとシステムによってMQSERVERなどの環境変数を使用して定義されます。 正しい構文と環境変数の使用については、http://ibm.com/webspheremqに掲載されているWebSphereのマニュアルを参照してください。 |
SRVR <name>[:port] | WindowsプラットフォームでWebSphere MQサーバー名を確立します。UNIXプラットフォームの場合、サーバー名はシェルとシステムによってMQSERVERなどの環境変数を使用して定義されます。 正しい構文と環境変数の使用については、http://ibm.com/webspheremqに掲載されているWebSphereのマニュアルを参照してください。 |