最小応答時間の特性 - Advanced SQL Engine - Teradata Workload Management

Teradata Vantage™ - ワークロード管理 ユーザー ガイド

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Workload Management
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-31
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B035-1197
Product Category
Software
Teradata Vantage
最小応答時間について次の詳細に注意してください。
  • TASMでは1~3,600秒の応答を保持でき、その値は計画済の環境によって異なります。
  • 最小応答時間は、SETコマンド、EXECコマンド、ストアド プロシージャの呼び出し、およびトランザクション文には影響しません。ストアド プロシージャの場合、TASMは、CALL文をホールドせず、プロシージャ内の各ステートメントを個別のリクエストとして処理します。つまり、リクエストが最小応答時間を使用するワークロード内にある場合、各リクエストは最小応答時間を持つことができます。これは、マクロ内の文にも当てはまります。
  • TASMは、データベースが通常、クライアントに応答を送信する時点でリクエストを保留にします。AMPステップが完了し、ロックが解除され、TASMスロットル カウンタが減少されます。
  • Viewpointワークロード モニターポートレットに示されているRESPONSE-HELD PE状態は、応答が保留の状態であることを示します。TASMは、RESPONSE-HELD状態のリクエストをアボートできます。ただし、最小応答時間が経過するまで、TASMは保留にされているリクエストをリリースできません。
  • 応答セットの戻りが保留にされると、計画済の環境またはルール セットの変更によってリクエストの最小応答時間は変化しません。