ワークロード イベントのCPU使用率は、DBAが問題を特定し、悪化する前に解決するのに役立ちます。CPU使用率イベント アクションでは、許容できないパフォーマンスの低下が発生する前に根本的な問題を解決するようにDBAに通知できます。
CPU使用率イベントでは、次のような状況を検出し、解決できます。
- ワークロードがシステムを引き継いだ: ワークロードGodzillaでCPU使用率が90%を超えると、ヘルス状態が青色に変更されて、ワークロードGodzillaのスロットル制限が引き下げられます。DBAにアラートが送信されるため、DBAは詳しく調べることができます。
- ワークロードがリソース不足になっている: ワークロードHungryにはCPU使用率と到着のイベントの組み合わせがあります。CPU使用率が2%未満になり、Hungryの到着が1時間あたり100を超えると、Hungryがリソース不足になっている原因を調査するようDBAにアラートが送信されます。
- 計画済の環境をアクティブにするユーザー定義のイベントの代わりとして: Night_OwlワークロードのCPU使用率が10分間0%を超えると、ヘルス状態がロードに設定され、非ロード リクエストのスロットル制限が引き下げられます。
- ワークロードのCPU使用率が高い: ワークロードPopularのCPU使用率が30分間50%を超えると、イベント通知がDBC.SystemQTblに書き込まれて、新しい作業を実行依頼しないようPopularアプリケーション ユーザーに知らせます。これは、TASM/TIWM外のアプリケーションがこの状態についてDBC.SystemQTbl行をモニターしており、この状態が検出されるとユーザーに通知を送信すると仮定されています。
Teradataでは、このイベントで一時的なCPU使用率レベルとより継続的なレベルを区別するために、平均制限オプションを使用することをお勧めします。