タイプは同じだがしきい値が異なる複数のイベントを作成できます。例えば、しきい値が20未満である利用可能なAWTイベントとしきい値が10未満であるもう1つの利用可能なAWTイベントを作成できます。これらのイベントがイベント間隔の最後にTASMで評価され、利用可能なAWTが5である場合、両方の定義済みイベントがアクティブ化されます。TASMでは、すべてのイベント アクションが実行されます。計画済みの環境およびシステム ヘルスの状態が異なる状態マトリクスの例については、状態マトリクスの基本の図を参照してください。
イベントによって複数の計画済の環境またはシステム ヘルスの状態がアクティブ化される場合、TASMでは、計画済の環境の優先順位およびシステム ヘルスの状態の重大度によってアクティブ状態が決定されます。例えば、状態マトリクスにシステム ヘルスの状態が3つあり、重大度の高い順に赤、黄色、標準であるとします。利用可能なAWTが20未満であるためにヘルス状態黄色への移行がトリガーされ、利用可能なAWTが10未満であるためにヘルス状態赤への移行がトリガーされる場合、赤ヘルス状態が優先され、赤に関連付けられている状態に移行します。