LARGEDATAMODE - Basic Teradata Query

Basic Teradata® Queryリファレンス

Product
Basic Teradata Query
Release Number
17.10
Published
2022年2月
Language
日本語
Last Update
2022-02-11
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ja-JP/nnw1608578382132.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2414
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

この制御によって、ユーザーは、ラージ データ オブジェクト(LDO)取得に対してマルチパート標識応答モードが使用されるかどうかを指定できます。

構文



次のような場合に当てはまります。

OFF
初期設定はOFFです。
ON
ONまたはOFFを指定せずに.SET LARGEDATAMODEを使用すると、LARGEDATAMODEをONに設定します。

ONと設定されている場合は、EXPORTコマンドに指定するデータ形式はINDICDATAだけが有効です。

EXPORT RESETは、BTEQの応答モードをフィールド モードに戻します。

使用上の注意

LARGEDATAMODEでは、インライン エクスポート ファイルのレコード サイズを約1MBに制限できます。 1MBを超えるサイズが必要な場合は、SET LARGEDATAMODEによって、標準出力への16進式の出力(レコード モードに似ています)が可能になります。

遅延モードのエクスポートの場合は、このコマンドにEXPORT DEFERTRANSオプションまたはDEFERLIMITSオプションを指定すると、LDOを2GB以下の各ファイルに転送できます。詳細は、EXPORTを参照してください。

1MBの行をサポートしていないデータベースに接続する場合、LARGEDATAMODEは最大約64KBのエクスポートされたレコード サイズを許可します。

LARGEDATAMODEを使用して大量のレコードをエクスポートする場合、BTEQには大量のレコードを処理するのに十分なメモリが割り当てられ、使用可能な状態が維持されている必要があります。特に複数のセッションが使用されている場合は、メモリ消費量が大幅に増加する可能性があることに注意してください。

例1 – LARGEDATAMODE

この例では、ワークステーションBTEQからデータをエクスポートするためにマルチパート標識モードをトリガーするステートメントのシーケンスを示しています。

.SET LARGEDATAMODE ON
.EXPORT INDICDATA FILE=MyResults
SELECT MySmallCLOB FROM MyTable;

現在のRECORDLENGTHのエクスポート設定を超えるデータ行を取得するSQLリクエストが開始された場合、そのリクエストはアボートされ、次のようなエラー メッセージが表示されます。XXXは大きすぎた行、YYYはBTEQビルドの最大出力レコード サイズを表わします。

*** Error: Row data for row# XXX exceeds maximum output record size of YYY.

例2 – LARGEDATAMODE

LARGEDATAMODE設定がONであり、データがエクスポート ファイルへの出力ではなく標準の出力の場合、その結果行なわれる16進ダンプ出力は、RECORDMODEコマンドに対して生成される出力に似ています。 主な違いは、Recordパーセルではなく、1つ以上のMultipartRecordパーセルが各行に対してダンプされる可能性があることです。 1つ以上のMultipartRecordパーセルが返されると、行のデータ ダンプが続行されます。例えば、次のようになります。

*** Record#1. Dump Of Data:
00000000 0030 3510 2700 0000 0000 00AA BBCC 0000  *.05.'...........*
00000010 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000 0000  *................*
00002710 *0000 0000 0000 0000 DDEE FF             *...........*
*** Record#1. Dump Of Data Continued:
00000000 1027 0000 1027 0000 0000 0000 AABB CC11  *.'...'..........*
00000010 1111 1111 1111 1111 1111 1111 1111 1111  *................*
00002710 *1111 1111 1111 1111 11DD EEFF           *............*
*** Record#1. Dump Of Data Continued:
00000000 1027 0000 1027 0000 0000 0000 AABB CC22  *.'...'........."*
00000010 2222 2222 2222 2222 2222 2222 2222 2222  *""""""""""""""""*
00002710 *2222 2222 2222 2222 22DD EEFF           *"""""""""...*
*** Record#1. Dump Of Data Continued:
00000000 1027 0000                                *.'..*