構文
次のような場合に当てはまります。
- tso_command
- TSOコマンドまたはプログラム
使用上の注意
TSOコマンドは、ファイルの割り当て、カタログの表示、TSOアクティビティの実行などに使用されます。TSOコマンドには、対話モードのTSO環境が必要です。TSO端末モニター プログラム(TMP)を使用しているかどうかに関係なく、z/OSバッチ環境では実行できません。
BTEQは、コマンドを実行する前に最後のセミコロンをすべて削除します。
TSOコマンドは、SQLマクロで使用できます。ただし、一度に使用できるコマンドは1つです。
BTEQのOSコマンドの振る舞いとの一貫性を保持するため、TSOコマンドを使用して最後に実行依頼されたシステム コールからの戻りコードも、SYSTEMRETURNCODEステータス値に格納されます。しかし、TSOコマンドは対話的にのみ使用できるので、そのキーワードを参照できることは、メインフレームのBTEQユーザーにとってそれほど重要ではありません。
例1 – TSO
ABCという名前のファイルを割り当てるには、次のように指定します。
.TSO ALLOC DDNAME(ABC) DSNAME(ABC) SHR
例2 – マクロによって出力されるTSO
SQLマクロでは、使用例1のTSOコマンドは次のようになります。
ECHO '.TSO ALLOC DDNAME';