- CLASS
- 後続のコマンドの対象範囲となるテーブルのクラス。クラスは、サブテーブルの範囲です。このため、コマンドで記録された対象範囲のテーブルが必要な場合、SCOPEコマンドでCLASSを指定できます。
CLASS 説明 JRNL 不可視のユーザー データが格納された永久ジャーナル テーブルを指定します。 PERMANENT 可視ユーザー データが格納された永久テーブルを指定します。 TEMPORARY 非永久データが格納された一時作業テーブル(グローバル一時テーブル インスタンス)を指定します。 PSPOOL 非永久データ格納された、再始動後も持続する作業テーブルを指定します。 SPOOL 非永久データが格納された中間作業テーブルを指定します。 ALL 構成内のすべてのテーブル クラスを指定します。 - CYLINDER
- 後続のDEFRAGMENTコマンドによってのみ操作されるシリンダ。他のコマンドはCYLINDER SCOPEを使用しません。CYLINDER引数を指定したSCOPEコマンドには、有効なVPROC引数も追加する必要があります。
CYLINDER 説明 cylid シリンダのID番号(16文字の16進数)を指定します。 ALL vproc内のすべてのシリンダを指定します。 - VPROC
- 後続のコマンドにより操作される予定の現在構成内のAMP vproc ID番号の範囲、またはすべてのAMP。
VPROC 説明 vproc_number 単一のAMP vproc ID番号、または番号の範囲を指定します。 有効なAMP vproc ID番号は0~16199です。デフォルトはありません。非AMP vprocに割り当てられたvproc識別子を入力すると、Ferretはエラーを発行します。
ダウンしたAMPに割り当てられたvproc番号を選択した場合にも、Ferretはそのことを知らせます。ALL 構成内のすべてのAMP vprocを指定します。VPROC ALLを使用すると、MAP ALLと同じ結果になります。 - MAP
- VPROCに似ていますが、指定の連続マップに含まれるAMPにスコープが設定されます。マップ名は二重引用符で囲む必要があります。MAP ALLを使用すると、VPROC ALLと同じ結果になります。スパース マップにSCOPEを設定すると、有効なFerretスコープは、スパース マップの親連続マップ内のAMPの範囲に設定されます。
- TABLE
- 後続のコマンドにより操作されるサブテーブル。
TABLE 説明 tid 処理するサブテーブルを指定します。 ALL 構成内のすべてのサブテーブルを指定します。 - WAL
- WALログ
- ALL
- SCOPEをデフォルトのFerret始動設定値にリセットします。初期対象範囲は、各コマンドに応じて、すべてのテーブル、すべてのシリンダ、すべてのvproc、およびWALログで構成されます。