HELPコマンドは、dulコマンドに関する構文の情報を返します。また、データベースに格納されているテーブル、ビュー、マクロのリストを返します。
構文規則
HELP { DATABASE database | DUL } ;
構文要素
- database
- 指定されたデータベースの中に格納されているテーブル、ビュー、マクロのリスト。
- DUL
- dulユーティリティで使用できる、すべてのコマンドの構文のサマリー。
例: クラッシュダンプ データベースのテーブル、ビュー、マクロのリスト
クラッシュダンプ データベースの中のすべてのテーブル、ビュー、マクロをリストするには、次のように入力します。
HELP DATABASE Crashdumps ;次のように表示されます。
*** Sending HELP DATABASE crashdumps; to Teradata Database. *** Help information returned. 10 rows. Crash_20000526_134503_01 Crash_20000526_154702_01 Crash_20000526_154925_01 Crash_20001120_103233_01 Crash_20001225_163434_01
指定されたデータベースが存在しない場合には、以下が表示されます。
help database non_exist; *** Sending HELP DATABASE non_exist; to Teradata Database. *** Failure 3802 Data base 'non_exist' does not exist. Statement# 1, Info =0