データベース ウィンドウ(DBW)はXクライアント プログラムであり、ローカル マシンで実行するにはXサーバーが必要です。DBWでは、標準のX Windowsディスプレイ転送がサポートされています。ユーザー インターフェースが正しく表示されるようにするため、標準の-displayオプションを使用することによって、ローカル マシンのホスト名またはIPアドレスを指定できます。
データベース ウィンドウからユーティリティを開始するには、次のようにします。
- まだ実行していないなら、Linuxコマンド ラインに次のように入力することによってデータベース環境をセットアップします。
tdatcmd
入力場所: Linuxコマンド ライン。
- Linuxコマンド ラインで次のように入力することにより、DBWを開きます。
xdbw –display displayspec &
displayspecはローカル マシンの名前またはIPアドレスの後に、コロン、そしてサーバー番号(多くの場合は0または0.0)を付けたものです。例えば、次のようになります。
xdbw -display myworkstation.mycompany.com:0.0 &
または
xdbw -display 192.0.2.24:0.0 &
DBWのメイン ウィンドウが表示されます。 - Supvrボタンをクリックします。スーパーバイザー (supv)ウィンドウが表示されます。
- Enter a command (コマンドを入力してください)の下に、次のように入力します。
start utilityname [ options ]
utilitynameはユーティリティの名前です。また、optionsにはそのユーティリティについて使用できるコマンド ライン オプションおよび引数を含めることができます。utilitynameは大文字と小文字を区別しません。
以下のメッセージが表示されます。
Started ' utilityname ' in window x
xは、DBWで利用可能な4つのアプリケーション ウィンドウのうちのいずれかに対応する番号です。
開始した各ユーティリティは、4つのアプリケーション ウィンドウのいずれかで実行されます。アプリケーション ウィンドウのタイトル バー、およびDBWメイン ウィンドウの中の対応するボタンが、実行中のユーティリティの名前を反映するよう変更されます。ユーティリティの実行が終了すると、アプリケーション ウィンドウとメイン ウィンドウのボタンはデフォルトのテキスト タイトルに戻ります(Appl1、Appl2など)。
DBWコマンドとCNSコマンド、およびSTARTコマンドで使用できるオプションの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>の「データベース ウィンドウ」を参照してください。