システム上の各PEのディクショナリ キャッシュのサイズをキロバイト単位で定義します。
フィールド グループ
パフォーマンス
有効な範囲
0、および64 KBから65536 KB
このフィールドを0に設定すると、Teradataのデフォルト値を使用することになります。
デフォルト
8192 KB
変更の反映
次回にデータベースを再始動した後。
使用上の注意
DictionaryCacheSizeの値は、DictionaryCacheSegmentSizeの値の倍数でなければなりません。
DictionaryCacheSizeパフォーマンスへの影響
デフォルト値では、キャッシュされるテーブル ヘッダーとデータベース オブジェクトのアクセス権の情報が増えて、必要なI/Oの数が減ります。多数のテーブル(200以上)にアクセスするワークロードや、多数のディクショナリ シークを生成するワークロードでは、特に効果的です。
ディクショナリ キャッシュのサイズを増加させることにより、構文解析プログラムは、データ ディクショナリおよびテーブル ヘッダー情報をさらにキャッシュすることができます。
戦術的なワークロードやOnline Complex Processing(OLCP)タイプのワークロードでは、応答時間を常に短く(数秒以内)保つことが重要です。そうしたワークロードに対しては、ディクショナリ キャッシュを大きくすると(問合わせ計画がリクエスト キャッシュにキャッシュされていない場合は特に)効果的です。ディクショナリ キャッシュを大きくすると、解析や最適化に必要なディクショナリの詳細がより多く、より長くメモリに保持されるようになります。応答時間が1分を超えるような問合わせのワークロードでは、このフィールドの値を高くしてもあまり効果はありません。
関連情報
詳細情報 | 参照先 |
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DictionaryCacheSegmentSize | DictionaryCacheSegmentSize |