PACKDISKコマンドは、対象範囲のテーブルに関連付けられたストレージ上のデータを配列(パックおよびアンパック)し、ストレージの空き領域の割合(FSP)を空のままとします。これにより現在割り当てられているストレージ内でテーブルが拡大し、新しいストレージの割り当て用にシリンダを解放できます。
構文
PACKDISK
[ /Y ]
[ { FREESPACEPERCENT | FREE | FSP } [=] number ]
[ FORCE ]
構文要素
- /Y
- ユーザーへの確認を行なわないことを指定します。
- FREESPACEPERCENT
- FREE
- FSP
- オプションとして、対象範囲のテーブル用のシリンダ上で、PACKDISKが未使用の状態にしておく必要のあるストレージ領域の割合を指定します。この空き領域の割合(FSP)により、テーブルが適所で拡大し、新しい空きストレージ シリンダを割り当てる必要性を遅らせます。
- number
- 対象範囲のテーブル用のシリンダ内に残っているストレージ領域の割合。
- FORCE
- PACKDISKに対して強制的にテーブル データをFREESPACEPERCENT値にパックさせます。これは、CREATE TABLE文またはALTER TABLE文を使用して設定されている可能性のある現在のFSP値と関係なく行なわれます。CREATE TABLEまたはALTER TABLEで設定されたFSPを持つ表の場合、PACKDISKのFORCEオプションを使用した結果は一時的なもののみです。周期的なバックグラウンドのAutoCylPackタスクを実行する時、CREATE TABLE文またはALTER TABLE文を使用して、表の空き領域をFSP値の設定に戻します。FORCEが使用されない場合、PACKDISKは、CREATE TABLEまたはALTER TABLEを使用して明示的に設定された現在のFSP値を順守します。明示的FSPのない表の場合、PACKDISKはDBS制御で定義されたシステム デフォルトを使用します。