データ ディクショナリのテーブルは、チェックでALL TABLES(非同時実行モード)を指定している場合、あるいはデータベースDBCのチェックを明示的に指定している場合のみチェックされます。この場合、Teradataシステムは静止状態、ログオンは使用不可になっている必要があります。
データ ディクショナリ処理は、パフォーマンス上の理由からデフォルトでバッチ スキャン モードに設定されます。ディクショナリのエラーが発生した場合、処理は、より包括的なエラー処理機能のためにSERIAL(順次)スキャン モードに自動的に切り替わります。ただし、SERIALスキャン モードは処理が遅くなるため、大規模なシステムでは非常に時間がかかる可能性があります。
データ ディクショナリ スキャンの進捗状況を調べるには、STATUSコマンドを使用します。
CHECKコマンド自体とともにデータ ディクショナリ スキャンをアボートするには、ABORTコマンドを使用します。データ ディクショナリ スキャンをスキップするには、ログオンが有効な間にCHECKコマンドを発行します。