Lock Logger機能を有効にするか無効にするかを決定します。Lock Loggerは、ブロックされたデータベース ロックによって発生した遅延をログに記録し、ロック競合を識別できるようにします。
コマンド ラインLock Loggerユーティリティ(dumplocklog)および関連するDBS制御設定は廃止予定ですが、以前のリリースとの互換性を保つために引き続き使用できます。データベース ロックはデータベース問合わせログ(DBQL)を使用してログに記録する必要があります。このロック情報には、Teradata Viewpoint ロック ビューア ポートレットを使用して、またはDBC.QrylockLogXMLVビューに対する問合わせを行なうことによってアクセスできます。
- DBQLの詳細については、<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>および<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>の「BEGIN QUERY LOGGING文」を参照してください。
- ロック ビューア ポートレットの詳細については、<Teradata® Viewpointユーザー ガイド、B035-2206>を参照してください。
フィールド グループ
一般
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
TRUE | Lock Loggerを有効にします。 |
FALSE | Lock Loggerを無効にします。 LockLoggerをFALSEに設定すると、LockLogger Delay Filter、LockLogger Delay Filter Time、LockLogSegmentSize DBS Controlの各フィールドは無視されます。
|
デフォルト
FALSE
変更の反映
次回にデータベースを再始動した後。
使用上の注意
Lock Loggerはバックグラウンド タスクとして動作し、ロック情報をテーブルに記録します。Lock Logger (dumplocklog)ユーティリティを使用すると、ロック ログ登録項の格納に使用するテーブルを作成したり、指定することができます。
LockLoggerは、ロック競合が大きなオーバーヘッドの原因となるかどうかの判断など、問題のトラブルシューティングに役立ちます。
ロック ログ テーブルの一部の値は、ロックが要求されたオブジェクトの内部IDを表わします。ロック ログ テーブルは、トランザクション セッション番号としてロックの保持側とロックの要求元を定義します。DBC.DBase、DBC.TVM、DBC.EventLogの各テーブルにロック ログ テーブルを結合して、オブジェクトIDやトランザクション セッション番号に関する追加情報を取得できます。