17.10 - DisableMergeBlocks - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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テーブル全体の変更操作中に、ストーレジ シリンダ上でファイル システムがデータ ブロックを自動的にマージするかどうかを設定します。複数の小さなデータ ブロックを単一の大きなブロックにマージすると、ディスクI/Oを削減してシステム パフォーマンスを向上させることができます。

フィールド グループ

ファイル システム

有効な設定値

設定 説明
TRUE データ ブロックの自動マージが無効になります。
FALSE データ ブロックの自動マージが有効になります。

デフォルト

FALSE

変更の反映

DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。

使用上の注意

通常のデータベース操作時には、シリンダ上にテーブルの行を格納するデータ ブロックは分割したり縮小したりして、許容されている最大データ ブロック サイズよりもはるかに小さい多数のブロックが生成されます。 複数の小さいデータ ブロックが含まれるフル テーブルを変更する操作では、サイズが大きい少数のデータ ブロックにテーブルの行が格納された場合より、多くのディスクI/Oが必要です。 Vantageでは、フル テーブルの変更操作中にこれらのテーブルの小さなデータ ブロックを自動的にマージできます。この結果、I/Oオーバーヘッドが減り、データベースのパフォーマンスを向上できます。

データ ブロックのマージは、永久テーブルと永久ジャーナル テーブルだけに適用されます。

DisableMergeBlocksがTRUEに設定されている場合、MergeBlockRatio フィールドは無視されます。

関連情報

詳細情報 参照先
マージされたデータ ブロックの最大サイズの設定 MergeBlockRatio
CREATE TABLEおよびALTER TABLEのMERGEBLOCKRATIOオプション Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144