テーブル全体の変更操作中に、ストーレジ シリンダ上でファイル システムがデータ ブロックを自動的にマージするかどうかを設定します。複数の小さなデータ ブロックを単一の大きなブロックにマージすると、ディスクI/Oを削減してシステム パフォーマンスを向上させることができます。
フィールド グループ
ファイル システム
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
TRUE | データ ブロックの自動マージが無効になります。 |
FALSE | データ ブロックの自動マージが有効になります。 |
デフォルト
FALSE
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
通常のデータベース操作時には、シリンダ上にテーブルの行を格納するデータ ブロックは分割したり縮小したりして、許容されている最大データ ブロック サイズよりもはるかに小さい多数のブロックが生成されます。 複数の小さいデータ ブロックが含まれるフル テーブルを変更する操作では、サイズが大きい少数のデータ ブロックにテーブルの行が格納された場合より、多くのディスクI/Oが必要です。 Vantageでは、フル テーブルの変更操作中にこれらのテーブルの小さなデータ ブロックを自動的にマージできます。この結果、I/Oオーバーヘッドが減り、データベースのパフォーマンスを向上できます。
データ ブロックのマージは、永久テーブルと永久ジャーナル テーブルだけに適用されます。
DisableMergeBlocksがTRUEに設定されている場合、MergeBlockRatio フィールドは無視されます。
関連情報
詳細情報 | 参照先 |
---|---|
マージされたデータ ブロックの最大サイズの設定 | MergeBlockRatio |
CREATE TABLEおよびALTER TABLEのMERGEBLOCKRATIOオプション | Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |