GRANT - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/xha1591998860283.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

tdtrustedユーザー グループのメンバーではないユーザーに対し、CNSのアクセス権を付与します。

構文

GRANT username@host permission_list

構文要素

username
アクセス権を付与する対象の、CNSにアクセスしているユーザーのログオン名。
host
ログオンしているコンピュータのネットワーク ホスト名。
permission_list
付与するスーパーバイザー権限のリスト。各権限は空白で区切ります。次のテーブルに、権限を示します。
権限 以下のコマンドを発行するユーザー権限を付与する
abort ABORT SESSIONコマンド
all すべてのCNSコマンド
grant GRANTコマンドおよびREVOKEコマンド
interactive 対話式プログラムへの入力

リストされたプログラムをスペースで分離し、リストを括弧で囲みます。例えば、次のようになります。

(dbscontrol vprocmanager)
logons
  • ENABLE LOGONS/ENABLE ALL LOGONS
  • ENABLE DBC LOGONS
  • DISABLE LOGONS/DISABLE ALL LOGONS
log LOGコマンド
restart RESTARTコマンド
set CNSSETコマンドおよびSETコマンド
start STARTコマンドおよびSTOPコマンド

使用上の注意

GRANTコマンドは、発行後に開始されたDBWセッションにのみ影響します。更新したアクセス権を有効にするためには、DBWセッションを停止して再始動する必要があります。

interactiveアクセス権が付与されると、GRANTリストに追加されます。interactiveアクセス権が取り消されると、GRANTリストに存在する場合は削除されます。interactiveアクセス権を取り消すには、REVOKEを参照してください。

例: CNSのアクセス権の付与

次の例は、接続ID jsmith@isdn1954にVproc Managerユーティリティに対するinteractive権限を付与しています。

grant jsmith@isdn1954 interactive(vprocmanager)

CNSSUPV: permissions for jsmith@isdn1954 updated
jsmith@isdn1954: set logons log restart grant abort interactive
                 Granted Utilities: vprocmanager