17.10 - RollbackPriority - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Release Date
2021年7月
Content Type
構成
Publication ID
B035-1102-171K-JPN
Language
日本語 (日本)

ロールバック操作に付与される優先順位を決定します。

フィールド グループ

一般

有効な設定値

設定 説明
TRUE ロールバックは、アボートされたジョブのワークロード内で実行されます。
FALSE ロールバックはシステム優先順位になります。システム優先順位は、どのユーザー割り当て優先順位よりも高い最高の優先順位です。

Viewpointワークロード管理ポートレットで、システム優先順位はTDWM WD 0と表わされます。SLES 11およびSLES 12優先順位スケジュール階層では、ロールバックがデフォルト仮想パーティション内で実行されますが、これは重要な内部作業用に予約されています。内部ワークロード254と表示されます。

デフォルト

FALSE

この値を変更する場合は、あらかじめ、ここに記載されている情報と<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>の情報に基づいて、システム パフォーマンスへの影響について十分に考慮しておく必要があります。

変更の反映

次回にデータベースを再始動した後。

使用上の注意

RollbackPriorityは、セッションのアボートによる個別のロールバックにのみ影響します。データベースの再始動によるロールバックには影響しません。再始動によるロールバックの優先順位は、Recovery Manager (rcvmanager)ユーティリティの設定によって決まります。この設定はいつでも(システムのロールバックが実行されていない場合でも)変更できます。設定の変更時にシステムのロールバックが実行されている場合は、そのロールバックで実行されているタスクの優先順位が即時に変更されます。

RollbackPriorityパフォーマンスへの影響

ロールバックには何百万または何十億もの行が関係し、CPUやその他のシステム リソースに対する競合が発生することがあるので、ロールバックはシステム パフォーマンスに影響を与える可能性があります。影響を受けるテーブルは、ロールバックが完了するまで数時間あるいは数日間ロックされたままの状態になる場合があります。ロールバック中は、全体的なシステム パフォーマンスとテーブルの使用可能度との間でトレードオフが生じます。

RollbackPriorityのパフォーマンスへの影響は、必ずしも分かりやすいものではありません。TASM/Viewpoint Ruleset、ジョブの混合、およびその他の処理の状態と関係があります。RollbackPriorityの設定を変更する場合は、あらかじめ、パフォーマンスへの影響について十分に考慮しておく必要があります。

  • RollbackPriorityをFALSEに設定すると、ロールバックはシステム優先順位で実行されます。システム優先順位は、どのユーザー割り当て優先順位よりも高い特別の優先順位で、重要な内部作業用に予約されています。したがって、その他のオンライン パフォーマンスを犠牲にして、より高速なロールバックが行なわれます。

    デフォルト設定のFALSEは、ロールバックが大規模で、多数のユーザーがアクセスする重要なテーブルに対して行なわれる場合に特に適しています。テーブルの使用可能度を最大にするためには、このようなロールバックはできる限り短時間で完了することを推奨します。

  • RollbackPriorityをTRUEに設定すると、ロールバックは、アボートされたジョブのワークロード内で実行されます。この場合は、アボートされたジョブの優先順位にロールバック処理が切り離され、システムのその他の部分のパフォーマンスに対する影響が最小限で済みます。ただし、他のユーザーが待機しているテーブルがこのロールバックによってロックされると、それらのユーザーに対してはパフォーマンス上の大きな影響が生じます。このことは、ロールバックが低い優先順位で実行されている場合に特に当てはまります。

    TRUEの設定は、ロールバックが通常は小規模で、重要度が低く頻繁には使用されない小さなテーブルに対して行なわれる場合に適しています。

ロールバックは、実行されているコンテキストに応じて、Workload Management Capacity On Demand (WM COD)およびハード リミットによって影響を受ける可能性があります。

  • RollbackPriorityがFALSEの場合、ロールバックはWM CODスロットルによって調整されるシステム優先度に基づいて実行されます。
  • RollbackPriorityがTRUEの場合、ロールバックは現在のユーザー ワークロードで実行され、これはWM CODスロットルの対象となります。現在のワークロードは、固定制限で仮想パーティション、またはハード リミットでSLG Tier Workload Management Methodで実行されている場合は、さらにスロットルされることがあります。

関連情報

詳細情報 参照先
ロールバック、ロールバックの優先順位、およびパフォーマンスに対するそれらの影響 Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093
Recovery Managerユーティリティ Recovery Manager (rcvmanager)
Viewpointのワークロードおよびワークロード管理ポートレット Teradata® Viewpointユーザー ガイド、B035-2206