Recoverable Network Protocol(RNP)を有効にするかどうかを設定します。
RNPを使用すると、ネットワーク障害が発生した場合にもトランザクションはアボートせず、データベース応答データもドロップしなくなります。RNPでは、リクエスト処理中にネットワークが切断しても、ゲートウェイが応答データ バッファを保持し、切断時に進行中であったトランザクションがアボートされることはありません。
クライアントはRNPを使用することにより、ネットワーク接続を再確立する際に、再接続して中断されたリクエストの処理を続行できます。トランザクションはアボートされないので再送信する必要がなく、かなりの時間の節約になります。
RNPが使用されるのは、Redrive protectionが有効になっているセッションの場合のみです。再ドライブ保護の詳細は、データベースの管理を参照してください。
このプロトコルはCLIとJDBCでサポートされています。
フィールド グループ
一般
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
TRUE | RNPが無効になります。 |
FALSE | RNPが有効になります。 |
デフォルト
FALSE
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
このフィールドを変更するためには、ログオンを無効にしなければなりません。該当する権限を持つユーザーがTeradataシステム コンソールからログオンを無効にできます。詳細は、データベース ウィンドウ(xdbw)を参照してください。また、再ドライブ保護も無効にしなければなりません。