データベース初期設定プログラム(このマニュアルではDIPと略記)は、Advanced SQL Engineに付属の一連の実行可能なスクリプト ファイルです。各DIPスクリプトは、以下を対象とする、または以下で使用される1つまたは複数のデータベース オブジェクトを作成します:
- Advanced SQL Engine:
- セキュリティ アクセス ロギング、クライアント文字セット、カレンダ計算などの機能を実装する。
- PDEクラッシュ ダンプ、リソース利用、問合わせテキスト、エラー メッセージ テキストのシステム情報を保存する。
- ユーザー:
- データ ディクショナリ(システム カタログ)テーブルの内容を表示する。
- リソース利用統計などのシステム レポートを生成する。
DIPでは1つまたは複数のスクリプト ファイルを実行でき、これによって、さまざまなデータベース オブジェクトが作成されます。最も一般的に必要とされるDIPスクリプトは、Advanced SQL Engineのインストール時に実行されますが、オプション機能を追加するために任意の時点でDIPユーティリティを実行することもできます。