MergeBlockRatio - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/xha1591998860283.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

複数の小さいブロックのマージによって生じる新しいデータ ブロックの最大サイズを指定します。このサイズは、表定義、または表定義で最大サイズが指定されていない場合はDBS制御内のPermDBSize設定によって指定された、最大ブロック サイズに対する新しいブロック サイズの比率で表現されます。

スプール、グローバル一時テーブル、または揮発テーブルのデータ ブロックはマージされません。

フィールド グループ

ファイル システム

有効な設定値

設定 説明
0 MergeBlockRatioを Teradataのデフォルト設定(現在は60%)にリセットします。
1~100% 小さいブロックのマージによって生じる最大データ ブロック サイズ(テーブルの最大データ ブロック サイズに対するパーセンテージ割合)。

デフォルト

60%

変更の反映

DBS制御レコードへの書き込みが行なわれたとき。

使用上の注意

通常のデータベース操作時には、シリンダ上にテーブルの行を格納するデータ ブロックは分割したり縮小したりして、許容されている最大データ ブロック サイズよりもはるかに小さい多数のブロックが生成されます。 複数の小さいデータ ブロックが含まれるフル テーブルを変更する操作では、サイズが大きい少数のデータ ブロックにテーブルの行が格納された場合より、多くのディスクI/Oが必要です。 Vantageでは、フル テーブルの変更操作中にこれらのテーブルの小さなデータ ブロックを自動的にマージできます。この結果、I/Oオーバーヘッドが減り、データベースのパフォーマンスを向上できます。

複数行データ ブロックの最大サイズは、CREATE TABLE文およびALTER TABLE文のDATABLOCKSIZEオプションを使用してテーブルごとに定義できます。DATABLOCKSIZEが指定されていないテーブルの最大データ ブロック サイズは、DBS制御内のPermDBSize フィールドで定義されます。

データ ブロックのマージは、永久テーブルと永久ジャーナル テーブルだけに適用されます。

MergeBlockRatioは、Vantageが小さいデータ ブロックをマージできる最大サイズで、テーブルの最大データ ブロック サイズに対する割合で表現されます。

マージ ブロック比率は、CREATE TABLE文およびALTER TABLE文のMERGEBLOCKRATIOオプションを使用して表ごとに定義することもできます。MERGEBLOCKRATIOが指定されていないテーブルに使用する比率は、DBS制御内のMergeBlockRatio フィールドで定義されます。

DisableMergeBlocksがTRUEに設定されている場合、MergeBlockRatioフィールドは無視されます。

関連情報

詳細情報 参照先
CREATE TABLEおよびALTER TABLEのDATABLOCKSIZEオプションとMERGEBLOCKRATIOオプション Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144
PermDBSizeフィールド PermDBSize
自動データ ブロック マージの無効化 DisableMergeBlocks