デッドロック タイムアウト検出周期間の間隔(秒単位)を決定します。DeadLockTimeoutの値は、異なるAMPで互いをロックアウトしているリクエストのタイムアウト値を指定します。システムがデッドロックを検出すると、一方のジョブがアボートされます。
プロキシ ロックにより、書き込みロックや排他ロックを必要とする全AMPリクエストのデッドロックは減少しますが、 多数の同時使用が行われる大規模なシステムではまだデッドロックが問題になる可能性があります。 バッチ操作では、同時リクエストによってデータ ディクショナリ テーブルのロックの競合が発生する場合があります。
フィールド グループ
一般
有効な範囲
10~3600秒
デフォルト
240秒
変更の反映
次回にデータベースを再始動した後。
推奨事項
このフィールドの値を小さくして、再試行が頻繁に行われてデッドロック状態が長く続かないようにします。CPUが高速な場合は、デッドロック検査のシステム オーバーヘッドが低下するため、この値を現在のデフォルト値(240秒)よりはるかに低く設定することができます。
アプリケーションの特性 | 推奨される設定 |
---|---|
ときどきディクショナリのデッドロックが発生する | 値を30~45秒に設定します。 |
ディクショナリのデッドロックはほとんど発生しない | デフォルト値(240秒)のままにします。 |
本当のデッドロックが頻発する | 値を10秒くらいまで下げます。 |
ほとんどがオンライン トランザクション処理(戦術的)アプリケーション | 値を10秒くらいまで下げます。 |
関連情報
ロックとデッドロックの詳細は、<Teradata Vantage™- SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142>と<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>を参照してください。