システム始動中にTeradata Intelligent Memory(TIM)キャッシュ事前ロード タスクをスロットルして、他のI/O操作を先に完了させるかどうかを設定します。
TIM事前ロード タスクにより、システム始動時にログインが有効になった後に、最も頻繁にアクセスされるデータがTIMキャッシュ(FSGキャッシュの一部)にロードされます。これにより、対象データにより迅速にアクセスできるようになります。
このフィールドが適用されるのは、システム リセットをまたいでFSGキャッシュを別途保存していない場合(tpareset -xまたは-fオプションを使用して強制リセットする場合など)に限ります。
フィールド グループ
ストレージ
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
TRUE | TIMバックグラウンド キャッシュ事前ロード処理をスロットルします。データベースI/Oサブシステムがアイドル状態の場合にだけ、VERYHOTシリンダがキャッシュにロードされます。これにより、ビジー状態のシステムにおける始動パフォーマンスが向上する可能性があります。 |
FALSE | TIMバックグラウンド ロード タスクはスロットルされず、システム始動シーケンスがログインを有効にする段階に達した直後に、VERYHOTシリンダがキャッシュにロードされます。これは、デフォルトです。 |
デフォルト
FALSE
変更の反映
次回のTeradataシステムの再始動中。
使用上の注意
データ アクセスの頻度がVantageによりモニターされます。最も頻繁にアクセスされるデータが入っているシリンダが、データ温度VERYHOTとなるように指定されます。こうしたシリンダがシステム始動時にTIMキャッシュにロードされます。
関連情報
詳細については、TIM Cache Load Disabledを参照してください。