SET SUMLOGTABLE - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

ほとんどのResUsageテーブルに対するサマリー モードでのロギングを有効または無効にします。

構文規則

SET SUMLOGTABLE tablename { ON | OFF }

構文要素

tablename
サマリー モードを有効または無効にするResUsageテーブルの名前。テーブルのサマリー モードは、デフォルトではOFFになっています。
ResUsageテーブル名 説明
spma システム全体のノード情報が格納されます。一般に使用中のシステムで使用されることはありません。
ipma システム全体のノード情報が格納されます。一般に使用中のシステムで使用されることはありません。
svpr 仮想プロセッサとそのファイル システムに固有のデータが格納されます。
ivpr システム全体の仮想プロセッサ情報が格納されます。一般に使用中のシステムで使用されることはありません。
scpu ノード内のCPUの統計が格納されます。
sldv システム全体の記憶装置の統計が格納されます。
spdsk pdiskのI/O、シリンダ割り当て、および移行の統計が格納されます。
svdsk AMPの関連付けられたストレージから収集された統計が格納されます。
sawt AMPワーカー タスク(AWT)固有のデータが格納されます。
sps ワークロードのリソース使用状況データが含まれています。
shst Vantageと通信するホスト チャネルおよびLANの統計が格納されます。
smhm MAPSの統計が含まれています。
spma、sps、およびipmaテーブルのサマリー モードを有効または無効にすることはできません。
これらのテーブルのデータ報告に対するサマリー モードによる影響の詳細については、<Teradata Vantage™ - リソース利用マクロおよびテーブル、B035-1099>の説明を参照してください。
ON
指定されたResUsageテーブルのサマリー モードを有効にします。
OFF
指定されたResUsageテーブルのサマリー モードを無効にします。

使用上の注意

サマリー モードは、spmaテーブルまたはipmaテーブルには適用できません。これらのResUsageテーブルでは、通常モードでノードごとに1行のデータのみが報告されるからです。

サマリー モードを有効にすると、システム上の各ノードのデータを統合して要約することでデータベースI/Oが削減されます。

テーブルのサマリー行を記録するためには、RSSテーブル ロギングの使用可能化グループとRSSサマリー モードの使用可能化グループでそのテーブルを有効にする必要があります。対応するロギング頻度(ノードまたはvproc)を0以外の値に設定する必要もあります。

SET SUMLOGTABLEコマンドを使用すると、詳細が不要なテーブルでサマリー モードを個別に有効にすることができます。サマリー モードの詳細については、<Teradata Vantage™ - リソース利用マクロおよびテーブル、B035-1099>を参照してください。

サマリー モードでのロギングは、Control GDOエディター(ctl)ユーティリティのRSS画面からも有効または無効にすることができます。詳細は、Control GDOエディタ(ctl)を参照してください。

ResUsageテーブルのサマリー モードのステータスを表示するは、GET SUMLOGTABLEを参照してください。

例: ResUsageテーブルのサマリー モードでのロギングの有効化

次の例では、sawtテーブルをサマリー モードで記録できるようにしています。

set sumlogtable sawt on