バックグラウンド タスクである温度ベースのブロック レベル圧縮(TBBLC)が一時停止する間、ノード上に存在する未処理I/O操作の最大しきい値数を指定します。システムが引き続きビジーの場合、TempBLCIntervalで定義された間隔でプロセスが待機します。
このフィールドは、TBBLCが使用可能な場合にのみ有効です。
フィールド グループ
圧縮
有効な範囲
1~1,000
デフォルト
1
変更の反映
DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。
使用上の注意
このフィールドは、フォアグランドのワークロードにおけるTBBLCの影響を制限します。
データ温度はアクセスの頻度を意味します。
- ホット データは、アクセス頻度が高いものです。
- コールド データは、アクセス頻度が低いものです。
- ウォーム データは、アクセスの頻度が中程度のものです。
データ温度は、シリンダ レベルでAMPごとに個別に測定されます。データが直接アクセスされなくてもシリンダの温度は変化する可能性があるため、相対的な測定値です。これは、他のシリンダがどの程度アクセスされるかによって異なるためです。TBBLCは、コールド データを自動的に圧縮してストレージ領域を節約し、コールド状態(圧縮状態)だったウォーム データやホット データは圧縮解除します。多数のシリンダにまたがるテーブルのさまざまな部分は、タイミングに関係なく、温度に応じて異なる圧縮状態で存在します。
BLCは、ファイル システムのデータ ブロック(DB)レベルでのデータ圧縮を可能にします。 圧縮により所定のデータ量に必要なストレージの量が低減されます。 DBS制御のBlockLevelCompressionフィールドで、BLCを有効または無効にできます。
関連情報
詳細情報 | 参照先 |
---|---|
ブロック レベル圧縮 | Teradata Vantage™ - データベースの設計、B035-1094 |
BLOCKCOMPRESSIONテーブル属性 | Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |
TBBLCの有効化 | EnableTempBLC |
Ferret COMPRESS、UNCOMPRESSおよびFORCEコマンド | Ferretユーティリティ(ferret) |
圧縮クエリー バンド | Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144 |
DBS制御フィールドのストレージ グループ | ストレージ グループ |