書き込み可能なDBS制御レコードフィールドの値を変更します。
DISPLAY GroupName コマンドを使用すると、特定のグループのフィールド番号が戻されます。
構文
{ MODIFY | M } [ GroupName field# = value ]
構文要素
- GroupName
- 次のグループのうち、どれがMODIFYコマンドの対象となるかを指定します。
- GENERAL (一般フィールド)
- FILESYS (ファイル システム フィールド)
- PERFORMANCE (パフォーマンス フィールド)
- CHECKSUM (チェックサム フィールド)
- STORAGE(デフォルトのストレージの温度)
- STATISTICS (最適化プログラムの統計フィールド)
- COMPRESSION (ブロック レベル圧縮フィールド)
名前全体ではなく、各GroupNameを固有に識別する最初の数文字を入力できます。
- field
- 新しい値を受け取るフィールドの名前を指定します。
- value
- 指定したフィールドの新しい値を指定します。
使用上の注意
- MODIFYコマンドだけを使用すると、現在のシステムGDOは影響を受けません。MODIFYコマンドは、変更内容が有効になる時期(データベースの次の再始動後またはDBS制御レコードの書き込み後)を示します。
- オプションを省略すると、グループ名、フィールド番号、およびフィールドの新しい値を入力するようDBS制御ユーティリティの明示的なプロンプトで指示されます。
- 構成設定への変更は、自動的にログ記録されます。GDOに行なわれた変更の履歴は、システム コンソールからgdomviewコマンドライン ツールを使用して表示することができます。gdomviewオンライン ドキュメントには、manコマンドとpdehelpコマンドを使用して、システム コンソールからアクセス可能です。
例: DBS制御フィールド値の変更
次の例は、Deadlock Timeoutフィールドを変更する方法を示しています。
Enter a command, HELP, or QUIT: MODIFY GENERAL 3 = 600 The DeadlockTimeout field has been modified from 240 to 600. NOTE: This change will become effective after the next DBS restart.