チェックサムを使用して、データベース ディスク入出力操作の保全性をチェックできます。チェックサムは、指定された一式のデータ、またはデータの特定の部分から計算された数値です。指定された一式のデータの場合、データが変更されない限り、チェックサム値は常に同じです。
チェックサムを使用して、ディスク入出力操作中に発生したエラーを検出できます。チェックサムが有効で、データが最初に読み取られるときに、チェックサムがデータに対して計算されて、システムに保存されます。同じデータが順番に読み取られる場合、チェックサムは再計算されて、元のチェックサム値と比較されます。指定された一式のデータに対するチェックサムの値が異なる場合は、データに一貫性がないことを示しています。多くの場合、ディスク入出力操作におけるエラーが原因です。
チェックサムのグループのフィールドには、次のテーブル クラスの現在のチェックサム設定が示されます。
- システム
- システム ジャーナル
- システム ロギング
- ユーザー
- 永久ジャーナル
- 一時
これらのテーブル クラスについて、以下のセクションで説明します。
チェックサムを計算するにはシステム リソースが必要です。これはシステム パフォーマンスに影響する可能性があるため、チェックサム機能はデフォルトではほとんどのプラットフォーム上で無効にされますが、ディスクの破損が疑われる場合は、Teradataサポート センターが有効にできます。