使用上の注意 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/xha1591998860283.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
dita:id
B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

次のテーブルには、対象範囲の解釈が示されています。

対象範囲の型 解釈
Table 指定されたサブテーブル(選択されたサブテーブル、すべてのサブテーブル、またはクラスのいずれかです)
TJレコードとWALレコードに割り当てられるディスク領域は表0 26にチャージされますが、実際のTJレコードまたはWALレコードはこのテーブルのサブテーブルにはありません。その代わりに、これらのレコードはWALログにあります。表0、26のどのサブテーブルにも存在する唯一の行は、サブテーブル0のテーブル ヘッダーです。

テーブル対象範囲は、 シリンダ対象範囲を暗黙に示し、すべてのテーブルが対象範囲の場合、空きCIを暗黙に示します。

シリンダ 指定されたすべての シリンダ

シリンダ対象範囲は、サブテーブル対象範囲として暗黙に示すことによって指定できます。DEFRAGMENTコマンドの場合、これは、指定されたサブテーブルを含んだすべての シリンダを意味します。明示的な シリンダ指定は、DEFRAGMENTコマンドに対してのみ有効です。CYLINDER cylidで空きシリンダを指定した場合、Ferret SCANDISKは、シリンダをデフラグメントする必要がなかったというメッセージで応答します。

Vproc すべてのサブテーブル、すべての空きCI、およびWALログ
map 指定のマップに関連付けられたAMP。
WAL WALログ全体
TJレコードとWALレコードに割り当てられるディスク領域は0 26テーブルにチャージされますが、実際のTJレコードまたはWALレコードはこのテーブルのサブテーブルにはありません。その代わりに、これらのレコードはWALログにあります。0、26テーブルのどのサブテーブルにも存在する唯一の行は、サブテーブル0のテーブル ヘッダーです。

Ferretコマンドは、SCOPEを次のように使用します。ここで、クラスとはテーブルの集まりで、AMP対象範囲のテーブルとなります。

コマンド 説明
DEFRAGMENT コマンドは、AMPスコープのテーブル、またはAMPまたはMAPスコープのシリンダを使用します。

スコープには、テーブルだけ、テーブルとvprocの両方またはマップ、またはvproc/マップとシリンダの両方を含めることができます。詳細は、DEFRAGMENTを参照してください。

PACKDISK コマンドは、AMP対象範囲、またはAMP対象範囲のテーブルを使用します。

選択したスコープには、vproc/マップまたはテーブルのいずれかを含める必要がありますが、両方を含めることはできません。詳細は、PACKDISKを参照してください。

SCANDISK コマンドは、AMP対象範囲かAMP対象範囲のテーブル、およびWAL対象範囲を使用します。

スコープには、テーブルだけ、vproc/マップだけ、テーブルとvproc/マップの両方、またはWALログを含めることができます。詳細は、SCANDISKを参照してください。

SHOWBLOCKS コマンドは、AMP対象範囲のテーブルおよびWAL対象範囲を使用します。

対象範囲には、表だけまたはWALログを含めることができます。詳細は、SHOWBLOCKSを参照してください。

SHOWFSP コマンドは、AMP対象範囲、またはAMP対象範囲のテーブルを使用します。

スコープには、1つ以上のテーブル、1つ以上のvproc/マップ、またはシステム全体を含めることができます。詳細は、SHOWFSPを参照してください。

SHOWSPACE コマンドは、AMP対象範囲かAMP対象範囲のテーブル、およびWAL対象範囲を使用します。
TJレコードとWALレコードに割り当てられるディスク領域は0 26テーブルにチャージされますが、実際のTJレコードまたはWALレコードはこのテーブルのサブテーブルにはありません。その代わりに、これらのレコードはWALログにあります。0、26テーブルのどのサブテーブルにも存在する唯一の行は、サブテーブル0のテーブル ヘッダーです。

スコープには、テーブルだけ、vproc/マップだけ、テーブルとvproc/マップの両方、またはWALログを含めることができます。詳細は、SHOWSPACEを参照してください。

対象範囲によっては、特定のコマンドに適用できないものがあります。コマンドを実行したときに、対象範囲がそのコマンドに適用できない場合、コマンドは拒否されるか、対象範囲の適用できない部分が無視されます。

SHOWDEFAULTSコマンドは、記録されたスコープのさまざまな構成要素を表示します。これらの構成要素は、COMPRESS、DEFRAGMENT、PACKDISK、SCANDISK、SHOWBLOCKS、SHOWCOMPRESS、SHOWCYLALLOC、SHOWFSP、SHOWSPACE、SHOWWHERE、UNCOMPRESSの各コマンドによって個別に解釈されます。

スコープはSHOWDEFAULTSの出力に、vprocのテーブル、vprocのシリンダ、vproc、マップ、またはWALログとして表示されます。詳細は、SHOWDEFAULTSを参照してください。