REBUILD/RECOVERY PRIORITYコマンドにより、Table RebuildユーティリティとTeradataシステム回復操作で使う優先順位レベルを設定または表示します。
構文
{ REBUILD | RECOVERY } PRIORITY [ HIGH | MEDIUM | LOW ] ;
使用上の注意
優先順位を設定すると、現在実行中の操作だけでなく今後の操作にも適用されます。PRIORITYコマンドの形式は、以下のとおりです。
どちらの優先順位も相互に独立したものであり、いつでも異なる値を指定できます。ですから、回復で開始した再作成では、再作成の優先順位ではなく、回復の優先順位が使われます。HIGH、MEDIUM、またはLOWを指定しないでコマンドを入力すると、現在の優先順位の設定が表示されます。
REBUILD PRIORITYコマンドは、コンソールから開始したTable Rebuildユーティリティにも、ディスク エラー回復によるテーブルの自動再作成にも、関与していないオンラインAMP用のターゲット テーブルのMLOAD再作成にも適用されます。
REBUILD PRIORITYコマンドにより、Table Rebuildユーティリティで使う優先順位を設定します。HIGH、MEDIUM、またはLOWレベルの優先順位を選択できます。明示的に優先順位を設定しないと、デフォルト レートが使用されます。新しい優先順位を入力しないと、現在の優先順位の設定が表示されます。
RECOVERY PRIORITYコマンドで、Teradataシステム回復操作時の優先順位を設定します。HIGH、MEDIUM、またはLOWレベルの優先順位を選択できます。明示的に優先順位を設定しないと、現在の優先順位の設定が表示されます。優先順位の設定は、Recovery Statusのシステム テーブルに保存されます。