JournalDBSize - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

永久ジャーナル テーブルの複数行データ ブロック(DB)の最大サイズを512バイト セクター単位で決定します。ジャーナリングを使用するテーブルの場合、行は、INSERT、UPDATE、およびDELETE処理中に、このジャーナルに書き込まれます。JournalDBSizeより大きい行は、JournalDBSizeには制限されない単一行データ ブロックに格納されます。

フィールド グループ

ファイル システム

有効な範囲

18~512個のセクター (小さいシリンダを使用するシステム)。

42~2047個のセクター(大きいシリンダを使用するシステム)。

1個のセクターは512バイトです。

デフォルト

254個のセクター

このフィールドを0に設定すると、Vantageは、このタイプのデータ ブロックに関してはシステムのデフォルト サイズを使用します。

変更の反映

DBS制御レコードへの書き込みが行なわれた後。

使用上の注意

データベース テーブルに最初にデータを入れるとき、Vantageは、DBS制御のさまざまなDBサイズ設定で指定されているサイズにブロックが達するまで、できるだけ多くの行を各データ ブロックに格納します。後でテーブルが変更されると、行が大きくなり、既存のデータ ブロックが最大サイズを超えることがあります。この場合、そのデータ ブロックは分割され、約半分の行が新しいデータ ブロックに移動されます。その結果、元のデータ ブロックと新しいデータ ブロックは、それぞれ元のサイズの半分になります。このタイプの拡大と分割による結果として、頻繁に変更されるテーブルのデータ ブロックは、多くの場合、DBS制御で定義されている最大サイズの約75%になります。

DBが圧縮されている場合、この設定は圧縮解除されたDBのサイズに適用されます。

これらのアプリケーションに使用される行が非常に長いか、多くの行が操作されている場合、それに合わせてJournalDBSizeを大きくしてみてください。システムがI/Oの制約を受ける場合、このサイズを大きくすると処理負荷の大幅な削減にもなります。

通常、ジャーナルの複数行データ ブロックの最大サイズは、データ行の長さと一致する必要があります。変更された行が短い場合には、ジャーナル データのブロック サイズを小さくできます。変更された行が長い場合には、ジャーナル データのブロック サイズを大きくできます。

データ ブロック サイズが処理アクティビティに基づく場合、混合したワークロードでは一般的に次のルールに従って良好なパフォーマンスを実現できます。

  • 意思決定支援、特にフル テーブル スキャンを伴う問合わせを最適化するには、PermDBSizeを大きい数値にする必要があります。PermDBSizeを参照してください。
  • 分析関数と高可用性トランザクション処理(HATP)操作を向上させるには、JournalDBSizeを小さい数値にする必要があります。