複数の入力ストリームの処理 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ SQL外部ルーチン プログラミング

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1147
Product Category
Software
Teradata Vantage

複数のON句を使用して、テーブル演算子内で複数のテーブル(入力ストリーム)を読み込むことができます。これにより、テーブル演算子をさまざまなデータセットから派生した情報の関連グループに適用できます。複数のデータソースからのデータを1つのSQL/MR関数内で処理できます。

ASname句を使用して、オプションのエイリアスを各入力ストリームと関連付けることができます。入力ストリームに関連したエイリアス名を取得するには、FNC_TblOpGetAsClauseName関数を使用します。

ON句の順序は、テーブル演算子の実装のストリーム番号と一致する必要があります。テーブル演算子の入力ストリームの最大数は、16です。

ON句は次のオプションを受け入れることができます。

  • パーティション化なし、または属性順
  • PARTITION BY ANY
  • PARTITION BY ANY ORDER BY column_list
  • LOCAL ORDER BY column_list
  • PARTITION BY column_list
  • PARTITION BY column_list ORDER BY column_list
  • HASH BY column_list
  • HASH BY column_listLOCAL ORDER BY column_list
  • DIMENSION
  • DIMENSION ORDER BY column_list
次のルールが適用されます。
  • ORDER BYを入力テーブルの唯一の句として指定することはできません。PARTITION BY [ANY]句またはDIMENSION句と組み合わせる必要があります。
  • 複数のON句、またはPARTITION BYあるいはHASH BYを使用するON句が含まれるテーブル演算子でスカラーsubqueryを使用することはできません。

以下の関数を使用してHASH BY、PARTITION BY、およびORDER BYメタデータへアクセスしたり、それらを設定することができます。

  • FNC_TblOpGetHashByDef
  • FNC_TblOpGetCountHashByDef
  • FNC_TblOpGetLocalOrderByDef
  • FNC_TblOpGetCountLocalOrderByDef
  • FNC_TblOpSetHashByDef
  • FNC_TblOpSetLocalOrderByDef

テーブル演算子への入力がDIMENSION入力かどうかを判別するには、FNC_TblOpIsDimension関数を使用します。

テーブル演算子と共に使用できるFNC関数の詳細については、テーブル演算子インターフェースを参照してください。

ON、AS、HASH BY、PARTITION BY、ORDER BY、またはDIMENSION句をテーブル演算子と共に使用する方法の詳細については、<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語の構文規則および例、B035-1144>の「SELECT文」を参照してください。