モデルの種類と仕様の定義
行0: モデルの種類 | 行1、...、n: 分散モデルの仕様 | 追加情報 |
---|---|---|
SIMPLE | MODEL:PARAMETERS | すべてのイベントの分散モデル。MODEL定義とPARAMETER定義については、次のテーブルを参照。 |
EVENT_REGULAR | EVENT:WEIGHT:MODEL:PARAMETERS | 通常イベントの分散モデル。 EVENTは、変換、除外、またはオプションのイベントにすることはできません。 MODEL定義とPARAMETER定義については、次のテーブルを参照。 WEIGHT値の合計は1.0でなければなりません。 例えば、モデル テーブルに以下の仕様があるとします。 email:0.19:LAST_CLICK:NA impression:0.81:UNIFORM:NA 変換イベントのWindowSize内では、変換イベントの19%が最後の電子メール イベントに帰属し、81%はすべてのインプレッション イベントに一様に帰属します。 |
EVENT_OPTIONAL | EVENT:WEIGHT:MODEL:PARAMETERS | オプションのイベントの分散モデル。 EVENTはオプションのイベント テーブルになければなりません。 MODEL定義とPARAMETER定義については、次のテーブルを参照。 WEIGHT値の合計は1.0でなければなりません。 |
SEGMENT_ROWS | Ki:WEIGHT:MODEL:PARAMETERS | 行ごとの分散モデル。Ki値の合計は、WindowSize構文要素の'rows:K'で指定される値Kである必要があります。 関数では、行を最新のものから最も古いものへの順序で考慮します。例えば、関数呼び出しに以下の構文要素があるとします: WindowSize ('rows:10') Model1 ('SEGMENT_ROWS', '3:0.5:UNIFORM:NA', '4:0.3:LAST_CLICK:NA', '3:0.2:FIRST_CLICK:NA') 変換イベントの属性は、変換イベント直前の10行の帰属可能なイベントに分割されます。例えば変換イベントが行11にある場合は、最初のモデル仕様は行10、9、および8に適用されます。2番目のモデル仕様は行7、6、5、4に適用され、3番目は行3、2、1に適用されます。 属性の半分(5/10)が行10、9、8に一様に分割されます。3/10が行7、6、5、4の最後のクリックに(従って行7)、2/10が行3、2、1の最初のクリックに(従って行1)分散されます。 |
SEGMENT_SECONDS | Ki:WEIGHT:MODEL:PARAMETERS | 秒単位の時間による分散モデル。Ki値の合計は、WindowSize構文要素の'seconds:K'で指定される値Kである必要があります。 関数では、行を最新のものから最も古いものへの順序で考慮します。例えば、関数呼び出しに以下の構文要素があるとします: WindowSize ('seconds:20') Model1 ('SEGMENT_SECONDS', '6:0.5:UNIFORM:NA', '8:0.3:LAST_CLICK:NA', '6:0.2:FIRST_CLICK:NA') 変換イベントの属性は、変換イベント直前の20秒の帰属可能なイベントに分割されます。例えば変換イベントが秒21にある場合は、最初のモデル仕様は秒20~15に適用されます(逆方向にカウント)。2番目のモデル仕様は秒14~7に適用され、3番目のモデル仕様は秒6~1に適用されます。 属性の半分(5/10)は秒20~15に一様に分割されます。3/10は秒14~7の最後のクリック、2/10は秒6~1の最初のクリックに分散されます。 |
MODEL値と対応するPARAMETER値
MODEL値は文字の大小を区別します。帰属可能なイベントは、除外イベント テーブルで指定されていない型を持つイベントです。
MODEL | 説明 | PARAMETERS |
---|---|---|
'LAST_CLICK' | 変換イベントは、最新の帰属可能なイベントに全面的に属します。 | 'NA' |
'FIRST_CLICK' | 変換イベントは、最初の帰属可能なイベントに全面的に属します。 | 'NA' |
'UNIFORM' | 変換イベントは、先行する帰属可能なイベントに一様に属します。 | 'NA' |
'EXPONENTIAL' | 変換イベントは、先行する帰属可能なイベントに指数関数的に属します(新しいイベントほど属性が高い)。 | 'alpha,type'、ここでalphaは範囲(0, 1)の減衰係数、typeはROW、MILLISECOND、SECOND、MINUTE、HOUR、DAY、MONTH、またはYEARです。 alphaが範囲(0, 1)にある場合、シリーズwi = (1-alpha)*alphaiの合計は1です。関数はwiを指数加重として使用します。 |
'WEIGHTED' | 変換イベントは、PARAMETERS.SEGMENT_SECONDSで指定された重みを持つ先行の帰属可能なイベントに帰属します(WindowSize構文要素で'rows:K&seconds:K'を指定する場合)。 | 任意の数の加重を指定できます。加重よりも多くの帰属可能なイベントがある場合は、余分な(最も古い)イベントにゼロ加重が割り当てられます。帰属可能なイベントより多くの加重がある場合、関数は加重を再度正規化します。 |
使用できるFirstModelTable/SecondModelTableの組み合わせ
FirstModelTableのタイプ | SecondModelTableのタイプ |
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SIMPLE | 不可 |
EVENT_REGULAR | |
EVENT_REGULAR | EVENT_OPTIONAL(オプションのイベント テーブルを指定する場合) |
SEGMENT_ROWS | SEGMENT_SECONDS(WindowSize構文要素で'rows:K&seconds:K'を指定する場合) |
SEGMENT_ROWS | |
SEGMENT_SECONDS | 不可 |