Oracleコネクタとリンクのプロパティ - Teradata QueryGrid

Teradata® QueryGrid™ インストールとユーザー ガイド

Product
Teradata QueryGrid
Release Number
2.13
Published
2020年8月
Language
日本語
Last Update
2020-09-04
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Product Category
Analytical Ecosystem
QueryGridポートレットでのリンクおよび関連付けられるプロパティの作成時に、名前と値のペア(NVP)の構成を作成します。NVPでは次を実行します。
  • ターゲット コネクタ コンポーネントの動作の指定
  • データの変換方法の構成
  • 基本となるリンク データの転送レイヤーの構成

リンクはターゲット コネクタを含む名前付き構成です。リンクとコネクタに同じプロパティが設定されている場合、リンク設定はコネクタ設定を上書きします。

重要: Oracleコネクタは、ターゲット コネクタとしてのみ使用できます。

基本タブ

名前 デフォルト 説明 上書き可?

プロパティ名

サーバー なし これはターゲット ホストのIPアドレスまたはDNS名であり、必須プロパティです。複数のホスト名は使用できません。  
ポート 1521 ターゲット ホストのIPポートで、必須プロパティです。

有効な値は1~65535です。

 
データベース バージョン なし

データベース バージョン プロパティは、Oracleデータベース バージョン12.1.0.2以降で認定されています。これは文字列データ型であり、QueryGridで実行するように認定されていないバージョンのOracleで試すことができます。

このプロパティは、export句の実行時に一時テーブルの名前の長さといった機能の内部実装に使用します。

このプロパティは必須であり、この情報を動的に提供できるディクショナリ ビューにアクセスする権限を持たないユーザーに対して使用できます。

 
SIDまたはServiceName なし Oracleインスタンスの名前。ターゲット データ ソースで使用される認証メカニズムを示します。Asterコネクタに有効な値はTrustedのみです。これは、設定する必要がある必須プロパティです。  
スキーマ名 なし

ユーザー クエリーで指定されたスキーマ名。スキーマ値が入力されていない場合は、ユーザー名がデフォルトとして追加されます。

 

セキュリティ タブ

名前 デフォルト 説明 上書き可?

プロパティ名

認証メカニズム DBパスワード

ターゲット システムで使用されるセキュリティ方式をリストします。

有効な値はDBパスワード、OS認証、SSL、またはKerberosです。

 
ユーザー名 なし

Kerberos認証のためのユーザーまたはサービス アカウントの名前。

 
パスワード なし ユーザーまたはサービス アカウントの信頼証明のパスワード。

最大長は255文字です。

 
Keytab なし Kerberos keytabファイルの絶対パス。  
ロール サポート False ターゲット システムのユーザー ロール サポートを有効にします。trueに設定すると、ロール マッピングに基づくイニシエータまたはターゲットからのユーザー ロールがターゲット システムに適用され、エラーはすべてユーザーに返されます。falseに設定すると、ロールはターゲット システムに適用されません。

roleSupport

暗号化タイプ なし

暗号化メカニズム。

有効な値はNONE、SSL、およびNNEです。

 
SSLピア認証モード なし 有効な値は、None、Server、またはBothです。  
SSLサーバーDN名 なし 一致するサーバー識別名。SSL認証がserverまたはbothに設定されている場合は、オプションとしてサーバー認証に加えて識別名を一致させることもできます。  
トラスト ストア パス なし SSL 認証が両方に設定されている場合は、トラスト ストア パスが使用されます。  
トラスト ストア パスワード なし SSL 認証が両方に設定されている場合は、トラスト ストア パスワードが使用されます。  
トラストストア タイプ JKS

SSL 認証が両方に設定されている場合は、トラスト ストアの種類が使用されます。

有効な値はJKS、PKCS12、およびSSOです。

 
キー ストア パス なし キーストア パスは、SSL認証がサーバーまたはサーバーとターゲット システムの両方で使用される場合に適用されます。  
キー ストア パスワード なし キーストア パスワードは、SSL認証がサーバーまたはサーバーとターゲット システムの両方で使用される場合に適用されます。  
キー ストア タイプ JKS

キーストア タイプは、SSL認証がサーバーまたはサーバーとターゲット システムの両方で使用される場合に適用されます。

有効な値はJKS、PKCS12、およびSSOです。

 
NNE暗号化レベル Accepted NNEの暗号化レベル。

有効な値は、Accepted、Rejected、Requested、Requiredです。

 
NNE暗号化タイプ AES256, AES192, AES128, 3DES168, 3DES112, DES56C, DES40C, RC4_256, RC4_128, RC4_40, RC4_56 データベース インスタンスで使用される暗号化アルゴリズムのリスト。  
NNE統合レベル Accepted データ整合性のチェックサム レベル(NNE用)。

有効な値は、Accepted、Rejected、Requested、Requiredです。

 
NNE統合タイプ sha1、md5、SHA256、SHA384、SHA512 データ整合性検証のチェックサム アルゴリズム(NNE用)。  

クエリーエンジン タブ

名前 デフォルト 説明 上書き可?

プロパティ名

メトリックの収集 False QueryGridメタデータのOracle Resource Managerからクエリー メトリックを収集し、クエリーを実行します。

collectMetrics

文字セット AL32UTF8 CHAR、VARCHAR、およびCLOBのデータベース文字セット。

このプロパティは、この情報を動的に提供できるディクショナリ ビューにアクセスする権限を持たないユーザーに対して使用できます。値が指定されていない場合、デフォルトはUTF8です。

 

詳細タブ

名前 デフォルト 説明 上書き可?

プロパティ名

一時スキーマ名 なし テーブル作成用の一時データベース名。

tempDbName

ログを有効にする INFO

コネクタまたはリンク プロパティのロギング レベル。ユーザー レベルのログ設定は、QueryGridポートレットの追加または編集リンク ページを介して明示的に設定できます。

有効な値はNONE、WARN、INFO、およびDEBUGです。

 
デフォルトの文字列サイズ 32000文字 VARCHAR切り捨てサイズ。

値はインポートするUnicode文字の最大数を表わし、デフォルトは32000文字です。TeradataQueryGrid は、実際の列サイズより小さい場合、defaultStringSize で設定された既定値で文字列列を切り捨てます。

有効な値は1~1048544000文字です。

defaultStringSize

デフォルトのバイナリ サイズ 64000バイト VARBINARY切り捨てサイズ。

有効な値は1~2097088000バイトです。

defaultBinarySize

転送スレッド数 3 1回のリクエストで同時にデータを処理するために使用されるスレッドの数。

transferThreads

フェッチ サイズ 1000

データベースからJDBCが一度にプルできる行数。

有効な値は1~10000です。

fetchSize

バッチ サイズ 1000 一度にデータベースに挿入する行数。有効な値は100~10000です。

batchSize

大文字と小文字を保持 False オブジェクト名の大文字と小文字を保持します。trueに設定すると、データベース、テーブル、ロール、およびユーザー名は、入力された形式(大文字、小文字、または混在)で保持されます。falseに設定すると、Oracleデータベースに送信されたときにすべてのオブジェクトが大文字に変換されます。

preserveCase

リンク バッファ数 4 単一チャネルで一度に利用可能な書き込みバッファの最大数。
リンク バッファ カウントは、デフォルトの内部ファブリック プロパティshmDefaultNumMemoryBuffersを上書きします。

有効な値は2~16。

linkBufferCount

リンク ハートビートの間隔 3600000 コネクタとファブリック インスタンス間のチャネルのハートビート信号の最大間隔(ミリ秒)で、ヘルス チェック ステータスに使用されます。
この値をリンク ハンドシェイクのタイムアウトより大きく設定します。

有効な値は60000~86400000です。

 
リンク ハンドシェイクのタイムアウト 30000 共有メモリ チャネル設定でのミリ秒単位のハンドシェイクおよびACKタイムアウト。

有効な値は60000~86400000です。

 
読み取りのタイムアウト 3600000

データ メッセージのインポート時にデータ パケット間で読み取りを待つミリ秒数。

有効な値は300000~8640000です。

readTimeout

書き込みのタイムアウト 3600000

データ メッセージのエクスポート時にデータ パケット間で書き込みを待つミリ秒数。

有効な値は300000~86400000 msです。

writeTimeout

応答のタイムアウト 86400000 すべてのデータが転送されたとき、最後のデータ実行の応答を待機するミリ秒数。

有効な値は1800000~172800000です。

responseTimeout

接続の最大アイドル時間 86400秒

接続キャッシュ オブジェクトの最大アイドル時間。この後、オブジェクトは閉じられ、キャッシュから削除されます。このプロパティは、接続オブジェクトのスターベーションにつながる可能性があるシステム上で同時に実行されているユーザーとクエリーが複数ある場合に使用します。

有効な値は1~86400秒です。

 
接続のプール サイズ 100

接続プールに格納できる接続オブジェクトの最大数。新しい接続を取得するとき、コネクタはプール内の使用可能な領域を確認します。接続プールに空き領域がない場合、接続は5分後に失敗します。コネクタ構成ごとに接続プールとユーザー名を1つだけ使用できます。

有効な値は1~10000です。

 
接続のEvict頻度 30分

Evictチェックの頻度。接続オブジェクトのアイドル時間(現在の時刻-最後の使用時間)が接続の最大アイドル時間設定よりも大きい場合、プールからの接続オブジェクトはチェック、終了、および削除されます。

クエリーを同時に実行しているユーザーが複数いる場合は、接続をより頻繁にクリアするためにチェック間隔を短くします。

有効な値は1~1440分です。