Hiveには、ユーザーが任意のプロパティを上書きできるグローバル セッション構成が用意されています。この構成を使用すると、ユーザーは、個々の処理セッション中にクエリーを開始するときに、Hiveコネクタ プロパティを上書きできます。
HiveセッションでHiveコネクタ プロパティを上書きする場合は、上書きするHiveコネクタ プロパティを持つ非ネイティブ テーブルを指定する必要があります。区切り文字としてカンマを使用します。
- ファブリックの構成で、ファブリックを選択します。
- ファブリックを選択します。
- 次のいずれかを実行します。
オプション 説明 コネクタタブでHiveコネクタ プロパティを上書きするには - コネクタ タブをクリックします。
- 上書きするプロパティを持つコネクタの横にある
をクリックします。
- 編集を選択します。
- コネクタ ソフトウェアの横の
をクリックします。
- 上書きするHiveコネクタのプロパティを特定し、上書き可チェックボックスをクリックします。
- OKをクリックします。
- 保存をクリックします。
リンクタブでHiveコネクタ プロパティを上書きするには - リンク タブをクリックします。
- 上書きするプロパティを持つリンクの横にある
をクリックします。
- 編集を選択します。
- 開始コネクタまたはターゲット コネクタの横のにある
をクリックします。
- 上書きするHiveリンクのプロパティを特定し、上書き可チェックボックスをクリックします。
- OKをクリックします。
- 保存をクリックします。
- Hiveセッション中にHiveコネクタ プロパティを上書きするには、次の例の構文を使用します。この構文ではコネクタ プロパティresponseTimeoutおよびlinkBufferCountが上書きされます。
SET <databaseName>.<nonNativeTableName>.override = responsetimeout = 3000000, linkBufferCount=3;
- (オプション) Hiveコネクタの使用時にhadoopPropertiesを上書きし、QueryGridポートレットで上書き可能に指定されている場合は、パイプ(|)記号を使用してHadoopプロパティを分割し、コロン(:)を使用して名前の値ペアを分割します。次の例を使用して、HiveコネクタをターゲットとするHiveまたはPrestoのいずれかのセッション中にhadoopPropertiesを上書きします。
SET <databaseName>.<nonNativeTableName>.override = linkbuffersize=100000, DEFAULTSTRINGSIZE=32000, hadoopProperties=name1:value1 | name2:value2 ;
次の例では、HiveコネクタをターゲットとするTeradataセッション中にHiveコネクタ プロパティnumMappersを上書きする方法を示します。SET FOREIGN SERVER ATTR = 'servername= hiveserver1; numMappers=18;' FOR SESSION VOLATILE
- (オプション)Hiveセッションを閉じないで、Hiveコネクタ プロパティの上書きをクリアするには、次の例の構文を使用します。
SET <databaseName>.<nonNativeTableName>.override = ;