Teradata QueryGridマネージャをアップグレードする手順は、インストールの手順に似ています。しかし、コネクタ、ファブリック、およびノード ソフトウェアのアップグレード プロセスは、インストール プロセスとは異なります。
完全なVantageスタックと分析ノードをともなうサイトをアップグレードする場合は、アップグレードの前に、問題を開き、QueryGrid GSOチームに相談してください。
コネクタとファブリックの場合、アップグレード プロセスでは、新しいバージョンを実働環境にデプロイする前にテストすることができます。これらのコンポーネントへのアップグレードは、構成の変更と見なされます。構成ごとに次の3つのバージョンを共存させることができます:
- アクティブ
- 保留状態
- 以前
このプロトコルは変更を実装する前にすべてのシステムに変更をプッシュし、これにより新しいコネクタとファブリックを実働ワークロードに影響を与えることなく実働デプロイメントでテストできます。
リンク、ネットワーク、および通信ポリシーを更新することもできます。 コネクタやファブリックのアップグレードと同様、このような更新は構成の変更と見なされ、同じバージョンおよびデプロイ プロトコルが適用されます。
QueryGridノード ソフトウェアのアップグレード プロセスはインストール プロセスとは多少異なり、最後のデプロイの手順はソフトウェアの既存のバージョンによって自動的に処理されます。
アップグレードに関する考慮事項
QueryGridマネージャをQueryGrid 2.04以前からQueryGrid 2.05以降にアップグレードする場合は、次の点を考慮に入れてください。
- 以前に収集したログ データとクエリー メトリックはリセットされます。
Viewpointに表示されるQueryGridメトリックは維持され、リセットされません。
- すべてのマネージャが新しいバージョンにアップグレードされるまで、ローリング アップグレード中はクエリーの概要作成とシステム健全性チェックが中断されます。別のバージョンが同時に実行されている時間を最小限に抑えるために、ローリング アップグレードを立て続けに実行することを推奨しますが、各インスタンスが正常にアップグレードされ、オンラインになってから次のアップグレードを開始するようにしてください。
- タイムアウトやエラーを回避するため、ローリング アップグレードが完了するまで、診断チェックとノードのインストール操作は待機してください。
QueryGridコネクタをQueryGrid 2.04以前からQueryGrid 2.05以降にアップグレードする場合は、次の点を考慮に入れてください。
コネクタのタイプ | 説明 |
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Teradata |
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Presto |
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hive |
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Spark | QueryGrid 02.04からアップグレードする場合、インストール手順は必要ありません。 |
Oracle | インストール手順は必要ありません。 |