ローカル システムのコネクタではない別のプラットフォームのコネクタを実行しているリモート システムを問合わせると、ターゲット データベースの要件を満たすためにデータが変換されます。イニシエータとターゲットのコネクタが同じ場合でも、互いのホスト形式が異なる場合があるため、やはりデータが変換されます。
重要な点として、データ型に関する次の事項に注意してください。
- 一部のデータ型のマッピングでは、すべてのケースでデータを保持できない場合があるため、クエリーによってはデータ損失が発生することに注意してください。
例として、無限のVARCHARサイズを持つSpark SQLから、制限されたTeradataのVARCHAR列にデータをインポートする場合は、切り捨てが必要となるため、データが失われます。
別の例として、TeradataのBYTEINTのデータ型をSpark SQLでBOOLEAN型としてエクスポートし、それを再びインポートした場合、そのデータは同一ではなくなる可能性があります。これは、BYTEINTに0(ゼロ)または1を超える値が含まれているのに、BOOLEANの0(ゼロ)または1がインポートされるために発生します。
- データ型がリモート システムでサポートされておらず、取得されたメタデータ情報にイニシエータ システムでサポートされていないグローバル型が含まれている場合、エラーがイニシエータから返されます。 SELECT *のクエリーにサポートされないデータ型を含む列が存在する場合は、サポートされない列がクエリー全体でエラーを返す原因になります。 この場合、クエリーには選択リスト内のサポートされる列のみが含まれている必要があります。
- 時間に関連するすべてのデータ型はUTC形式です。