高可用性環境では、インストールまたはData Mover 17.00以降へのアップグレード プロセス中にdmcluster configを実行するとき、ActiveMQ認証が自動的に構成されます。指定スタンバイ サーバーとクラスタ環境内のすべての追加エージェントは、指定アクティブData MoverサーバーからActiveMQシークレットおよび暗号化されたパスワードにより自動的に構成されます。
ただし、高可用性クラスタを使用するように環境が構成されていない場合は、インストールまたはアップグレード後に次の手順を実行し、どのリモート エージェントもプライマリ サーバー上のActiveMQに正常にアクセスできるようにします。
- 次の例のように、プライマリData Moverサーバーからリモート エージェント上の同じ場所に/etc/opt/teradata/tdactivemq/datamover.propertiesをコピーします。
# scp /etc/opt/teradata/tdactivemq/datamover.properties root@your_agent_server:/etc/opt/teradata/tdactivemq
- 各リモート エージェントにログインし、ActiveMQの権限が次のようになっていることを確認します。
-rw-r----- 1 root activemq 16 Feb 10 14:49 datamover.properties
- 必要に応じて、各リモート エージェントでdatamover.propertiesの権限を設定します。
# chmod 640 datamover.properties # chgrp activemq datamover.properties
- agent.propertiesファイルでエージェントのbroker.passwordプロパティを、プライマリData Moverサーバーで定義されているのと同じ値で更新します。/etc/opt/teradata/datamover/agent.propertiesが存在する場合はそれを更新します。存在しなければ、opt/teradata/client/nn.nn/datamover/agent/agent.propertiesを更新します。
- エージェントを再起動します。
/etc/init.d/dmagent stop /etc/init.d/dmagent start