高可用性の構成シナリオ - Teradata Data Mover

Teradata® Data Mover インストール、構成、およびアップグレード ガイドユーザー用

Product
Teradata Data Mover
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-07-16
dita:mapPath
ja-JP/ivp1619423229496.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/ivp1619423229496.ditaval
dita:id
B035-4102
Product Category
Analytical Ecosystem
高可用性を正しく構成するには、このセクションに示される順序で各ステップを実行する必要があります。各ステップの後に、構成プロセスを示すユースケースが例示されています。次の図と表で、フェールオーバーの構成プロセスで使用される用語を説明します。
Data Moverの高可用性シナリオの図の例。
サーバー名の例 サーバー タイプ 説明
DM1 Designated-active フェールオーバーが発生する前に主にアクティブ システムとして使用されるシステム。通常は、プライマリData Mover ActiveMQデーモン、エージェント、およびRESTが存在するサーバー。
DM2 Designated-standby 指定アクティブの動作が停止した場合にアクティブ システムの役割を果たすように割り当てられたスタンバイ システム。DM1サーバーに障害が発生した場合は、このサーバーが次にアクティブになります。当面の間、このシステムでは1つのData Moverエージェントが実行されます。
DM3 その他のエージェント 1つのData Moverエージェントが実行されるサーバー。スタンバイ サーバーではありません。
VP1 指定アクティブ モニター プライマリData Moverモニターが実行するサーバー。このモニターはDM1が正常に実行していることを継続的に確認し、必要に応じてDM2へのフェールオーバーを開始します。
VP2 指定スタンバイ モニター セカンダリData Moverモニターが実行するサーバー。このモニターは、フェールオーバーの発生時のみにアクティブになります。フェールオーバーが発生すると、このモニターはDM2が正常に実行していることを継続的に確認します。障害の発生時にフェールオーバーは実行されません。

Data Moverがサーバー管理にログを記録するように構成されている場合は、TVI障害アラートが生成されます。