テンポラル テーブルを参照するSELECT文またはDML文に、valid-time修飾子が明示的に指定されていない場合、システムはセッションvalid-time修飾子を使用します。同様に、テンポラル テーブルを参照するSELECT文に、transaction-time修飾子が明示的に指定されていない場合、システムはセッションtransaction-time修飾子を使用します。
現在のセッション テンポラル修飾子は、HELP SESSION文が返すTemporal Qualifierフィールドによってレポートされます。
デフォルトのテンポラル セッション修飾子は、このドキュメントで説明されているテンポラル テーブルと構文の従来のTeradata Databaseの実装を使用するか、または<Teradata Vantage™ ANSIテンポラル テーブル サポート、B035-1186>で説明されているテンポラル テーブルのANSI/ISO準拠の実装を使用するかに依存します。このデフォルトはDBS制御のTemporal Behavior設定によって決定され、テンポラル テーブルと構文の各自の使用方法に沿ってTeradata担当者が設定します。DBS制御について、詳細は<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。