Consumerオペレータ - Parallel Transporter

Teradata® Parallel Transporter ユーザー ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
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B035-2445
Product Category
Teradata Tools and Utilities

このセクションで説明するTeradata PT Consumerオペレータは、データ ストリームからデータを読み取り、データベースに書き込みます。

Teradata PTジョブ スクリプトは、APPLY文を使用してConsumerオペレータを呼び出します。APPLY文を使用してConsumerオペレータを指定する方法の詳細については、APPLY文のコーディング、および<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>のAPPLY文に関するセクションを参照してください。

次のテーブルで、データベースにデータをロードする際にコンシューマとして使用できるTeradata PTの各オペレータの機能について簡単な説明および比較を行ないます。

オペレータ 説明
Loadオペレータ 単一の空のデータベース テーブルにデータを高速で挿入します。機能は、スタンドアロンのFastLoadユーティリティと類似しています。
機能:
  • データベース テーブルに最初にデータをロードするために最もよく使用されます。
制約:
  • UPDATE、SELECT、DELETE操作はサポートしていません。
  • ターゲット テーブルは、セカンダリ インデックスが定義されていない空のテーブルでなければなりません。
  • 1つのジョブでLoadオペレータの複数の並列インスタンスを使用できますが、すべてのインスタンスが同じテーブルにデータを挿入する必要があります。

詳細については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。

SQL Inserterオペレータ 1つまたは複数のSQLセッションを使用して、空または値が設定されたテーブルのいずれかでデータをデータベースに挿入します。
機能:
  • データ保全性を保護します。INSERT操作中にエラーが発生すると、SQLオペレータは、最後のチェックポイント以降にジョブに対して挿入されたすべての行を取り消します。
  • SQL Inserterのインスタンスを複数使用すると、LOB、XMLおよびJSONを並列にロードできます。
制約:
  • データベースに書き込むことができる他のオペレータよりも低速です。
  • 挿入によりターゲット テーブル中の既存の行と重複する場合には、ジョブが終了します。
  • SQL Inserterオペレータで複数のセッションが使用されていて、データのプライマリ インデックス値が重複している場合は、データベース デッドロック2631エラーになる可能性があります。このエラーを避けるため、TPT SQL Inserterオペレータでは複数のセッションを使用しないでください。
  • 複数のセッションが使用されていて、データがデータベース上の同じ行レベル ロックにアクセスすると、ジョブがハングする可能性があります。ハングを回避するには、TPT SQL挿入オペレータで複数のセッションを使用せずに、1つのセッションのみを使用するようにします。

詳細については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。

Streamオペレータ データベース テーブルに対して、高速で小容量のSQL DMLトランザクション、INSERT、UPDATE、DELETE、またはUPSERTを実行します。機能は、スタンドアロンのTeradata Tpumpユーティリティと類似しています。

StreamオペレータまたはUpdateオペレータは、多くの同様のタスクで使用できます。 ジョブにとって最適なオペレータを選択するのに役立つ機能比較については、UpdateオペレータとStreamオペレータの比較を参照してください。

詳細については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。

Updateオペレータ データベース テーブルに対して、高速で大容量のSQL DMLトランザクション、INSERT、UPDATE、DELETE、またはUPSERTを実行します。機能は、スタンドアロンのTeradata MultiLoadユーティリティと類似しています。

UpdateオペレータまたはStreamオペレータは、多くの同様のタスクで使用できます。 ジョブにとって最適なオペレータを選択するのに役立つ機能比較については、UpdateオペレータとStreamオペレータの比較を参照してください。

詳細については、<Teradata® Parallel Transporterリファレンス, B035-2436>を参照してください。

Consumerオペレータは、同時にロードできるテーブル数に上限があります。
Teradata PTオペレータ 最大ターゲット テーブル数
Load 1
Update 5
Stream 127
SQL Inserter 1