Unity Ecosystem Managerは、さまざまなデュアル アクティブ ソリューションに対応したモニターおよび制御機能です。 この機能のユーザーには、EDW(Enterprise Data Warehouse)ユーザー、またはTeradataロードおよびロード解除ユーティリティ、Teradata SQL、ETLツール、高度なSQL Engineを含みこれらに限らないプロセスのモニターと制御が必要なユーザーが含まれます。
Unity Ecosystem Managerと統合するため、オペレータからオペレーショナル メタデータとイベント データを収集するようにTeradata PTを強化しました。 そのために、Teradata PTはジョブのためにUnity Ecosystem ManagerからUnit of Work ID(UOW ID)を取得し、send eventインターフェースを使用してそれをUnity Ecosystem Managerに送信します。 デフォルトでは、Unity Ecosystem Managerがアクティブである限り、Teradata PTジョブがイベントをUnity Ecosystem Managerに送信します。 Unity Ecosystem Managerがアクティブでない場合、ジョブはイベントをUnity Ecosystem Managerに送信せずに実行します。 イベント送信インターフェースの詳細については、<Teradata® Ecosystem Manager Event System APIリファレンス、B035-3204>を参照してください。
Teradata PT では、以下のTeradata PTオペレータを監視できます。これらのオペレータは、Unity Ecosystem Managerから見ればリソース タイプとみなすことができます。
Unity Ecosystem Manager事前定義リソース タイプ | Teradata PT オペレータ |
---|---|
TMSM_RESOURCETYPE_TPT_EXPORT | Exportオペレータ |
TMSM_RESOURCETYPE_TPT_UPDATE | Updateオペレータ |
TMSM_RESOURCETYPE_TPT_LOAD | Loadオペレータ |
TMSM_RESOURCETYPE_TPT_STREAM | Streamオペレータ |
TMSM_RESOURCETYPE_TPT_INSERT | Schema Mappingオペレータ |
シンプルなETLプロセス モニター機能で、プロセスを最初から最後まで追跡します。 このとき、プロセスにステップが複数あって、それぞれのステップが監視するアクティビティやイベントの場合も対応できます。 例えば、Teradata PTロード ジョブ自体はプロセスとみなされます。
Unity Ecosystem Managerには、以下のTeradata PTフローが必要です。
- Teradata PTジョブのために、Unity Ecosystem Managerからシステム生成のUOW IDを取得します。
- 「start」イベントをUOW IDとともにUnity Ecosystem Managerに送信します。
- (オプション) UOW IDとともにUnity Ecosystem Managerに1つ以上の「step」イベントを送信します。
- 「end」イベントをUOW IDとともにUnity Ecosystem Managerに送信します。